容姿・経歴・その他メモ

履歴

３歳の時、交通事故に遭い母親を無くす。
その為物心つく頃には父親と二人暮らしをしていた。
６歳の時、父親が再婚をし義理の母が連れていた義理の姉《神崎　凜》と出会う。
凜とは同い年であったが、元々引っ込み思案の式と明るく元気で誰にでも気負いしない凜と性格が正反対であった。
その為出会った当初はグイグイ仲良くしようとする凜と、少し避けてる式とでギクシャクした関係だった。
１０歳の頃学校でイジメられて孤立していた式を見かけた凜が助け出す。
イジメに会ってから周りの人と接するのが怖くなり、よりオドオドした性格になり、自身の世界に閉じ困ってしまう。
そんな式を何度も諦めず事あるごとに手を引き広く大きな世界に連れ出してくれた。
その際に、『式は一人じゃないよ。私が一緒だよ。ずっと…ずっと一緒だよ。』と言われる。
それにより少しずつ周りとの関わりが増えていった。二人も本当の姉妹の様な心を許した親友の様な関係になっていく。
だが、中学に上がった頃から凜が少し式を避けるようになり、夜な夜な一人で出かけることが増えた。
その事について何度か聞いたが、『大丈夫だよ。問題ないよ。』としか言われなかった。
だが、日々凜の表情などから何かを抱えてるのを感じる。
何かを抱える凜を次は自分が救うと考え、夜な夜な出かける凜の跡を追いかける。
その時、不思議な能力を使う人達が戦う場面に出くわしてしまう。
その中の一人に見つかり、口封じの為に殺されそうになる。
その時、凜の声が聞こえ何かが式をかばうかの様に目の前に入る。
直後何が潰れる音と血の香りがした。
顔を上げるとそこには凜がいた。
血に濡れた凜の姿が。
『大丈夫…式？』そういい凜は倒れる
そのまま倒れる凜を抱きしめる。
暖かな凜の温もりとベタリと手に絡みつく血の感触が式を包む。
『大丈夫そうでよかった。式が無事でよかった。』
「凜なんで…どうして…これ何なの？どうなってるの…なんで凜…血が…血が…」
『だってお姉ちゃん約束したからね。』
『式を守るって…』
『少し疲れて眠くなっちゃったから少し寝るね式…』
「ダメだよ凜…寝ちゃダメ…」
「私を一人にしないでよ…一人になりたくないよ…」
『大丈夫だよ。式が一歩踏む出せば沢山の人がいるよ。だからもう式は一人じゃないよ。』
「でもそこに凜はいないよ。ずっと一緒に居てくれるって言ったのに…死んじゃったらもう一緒に居られないよ…」
『違うよ。ずっと一緒だよ。式が覚えててくれればずっと一緒だよ。ずっとね…』
『だから、ずっと覚えててくれる？』
「………」
『式…お願いね…』
と言い息を引き取る。
先ほどまで感じていた凜の温もりが次第に消え冷たくなる。
目の前に死んでゆく凜を見て、自分のせいで死なせてしまったことで心に深い傷をおう。
「凜…起きてよ…凜…一人にしないでよ…凜…」
「あぁ…ぁぁぁ……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
その時何かが式の中に入ってくる。
式の内側の深いところに何かが寝つき、何かが目覚めるのを感じる。
淀み赤黒く染まった領域が式の周囲に展開されていく。
その場にいた全てを飲み込みながら染めていく。
その後、ローザ・バスカヴィルに保護されUGNエージェントとしていきることとなる。
性格は姉を真似てか、明るいものに変わる。
性格の変化に伴い、人との交流も増えたが、親しくなることでそれをまた失ってします事を恐れており、どこか一線を引き決して親しくなり過ぎない様にしている。(無自覚)

セッション履歴