容姿・経歴・その他メモ

UGNと協力関係にあるイリーガルのジャーナリスト。
基本的にあまり笑わず無愛想に思われがちだが、人の事を考えて動けるいいやつ。こう見えて甘いものが好き。
元々はジャンルを問わずに様々な記事を書いていたフリージャーナリストだったが、弟の啓悟と仕事が被り共に取材などをしていた時にジャームに襲撃される。その時に初めてオーヴァードやジャームの存在を、啓悟がオーヴァードだという事実を知った。しかし、相手から力を持たない自身を守るための行動が裏目に出てしまい、啓悟は致命傷を受け息を引き取ってしまう。両親のいなかった拓海にとっての唯一の肉親であった片割れの死、それは拓海の力を覚醒させるのには十分すぎる出来事だった。

そこから暫くの間のことは記憶にない。覚えているのはUGNという組織に保護されたこと、啓悟がUGNと協力関係にあったこと、自分も同じように協力関係を持ったこと、力をコントロールするために訓練を施された程度だ。この前後で何があったかは記憶から抜け落ちている。
いつ啓悟がオーヴァードになっていたのか、記憶が抜け落ちている期間に自分は何をしていたのか、一体どれが正しい真実なのかがわからない。それを知るために、拓海はこの歯車が狂い出した世界の全容を自身の視点から書き記していく。己の片割れそうしていたように。

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