登録名：アナスタシア・ストレリツォーヴァ
コードネーム：凍える業火
性別：女
出身：ロシア・モスクワ州・リュベルツイ
誕生日：5/5(炎色反応で青い炎を発する金属「セシウム」の原子番号55から)
身長：162.1
体重：57.2
血液型：A
所属：UGN大和支部/「遺産小隊」
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：サラマンダー
シンドローム2：─────
シンドローム3：─────
特記事項：

・戦闘適性：B-
・継戦能力：A
・命令順守：A
・陣頭指揮：C
・社会適性：C-
・RC技術：C
・衝動耐性：A
・特異能力：EX

大和市支部支部長「葛西飛鳥」の保有する傭兵組織「遺産小隊(アーティファクトリー)」の一人。東、北ヨーロッパ方面を中心に活動を行う外部エージェント組の一人で、FHセルへの潜入捜査や破壊工作、遊撃による撹乱を主な仕事とする。余裕のある大人、といった雰囲気を醸し出すクールビューティーだが、目が悪いのに定期的にコンタクトをつけ忘れる、何もない道で転ぶなど、ややドジな面もある困ったちゃん。仕事はできるからタチが悪い。たまに何も無い空間に話しかけているため、「そういう病気」疑惑もあったりする、いわゆる「残念な美人」枠のお姉さん。何度も言うが仕事はできる。仕事はできるのだ。

ロシアの政治的権力者の一族に仕える暗殺者(アサシン)の家系に生まれ、幼い頃から殺しの術を教えられて生きる。使える家にとって都合の悪い存在の殺害や社会的な抹消など様々な暗躍を行い、その腕を買われ、「覚醒者」の意味を持つ「アナスタシア」の名前を与えられる。感情らしい感情の発露のないままに淡々と仕事を続える日々の中で、アナスタシアは任務中、殺害対象のボディガードの銃撃によって左目に弾丸を受け命を落とす。その瞬間、アナスタシアの中に眠るレネゲイドが目覚め、オーヴァードとしての覚醒を果たす。しかし、彼女はすぐに意識を取り戻すことはなかった。彼女の意識は深層心理の奥深くへと一時的に沈み込まれていたのである。覚醒の瞬間、アナスタシアの意識内に、一人の男の声が現れる。古い時代に戦死した傭兵であると名乗るその男は、彼女に対し「ここで死ぬにはその才能は惜しい」とし、彼女をオーヴァードとして覚醒させたのである。目が覚めるとアナスタシアの銃は、空色に輝くマスケット銃型の遺産「信仰の火」へと変わっていた。
人間としての死に際し実質的に現在の職を追われたアナスタシアは、UGNのロシア支部に拾われ、イリーガルとして活動することになる。その活動をする中で、存在を聞きつけた葛西が彼女を訪問、その手腕と遺産操作の腕を見込まれ、アナスタシアは「遺産小隊」に与することになる。

「信仰の火」を使った中近距離射撃戦を得意とする。冷気操作によって、銃身のわずかな水分を抽出、凝固させて作った氷の弾丸を射出することで、目に見えず、音もなく、加えて被害者の体温によって弾丸が融けるために証拠も残らないという完全な暗殺を得意とする。