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　先祖代々オーヴァードに仕えることを目的にした研究組織一族の出身者。
　そこで継承されていたチカラ【触媒】の継承者でもある。ただ、4年前に突如として強大なチカラを持つFHエージェントに襲撃され、自身を残して皆殺しにされた。その後、UGNの救援部隊により保護される。その頃はどうして襲撃を受けたのか不明であった。

　月日が流れ、「コードウェル博士の帰還」以降に発覚した【プロジェクト：インフニティコード】の存在により、自身の【触媒】に【変異：先行種】の影響が与えられていることが判明する。

　UGNに保護され施設に入ってからは【触媒】のチカラを有効活用するべくUGNチルドレンとして教育を受ける。しかし、自身とペアを組む者たちがレネゲイドウイルスの衝動によって暴走することから、周囲からは「アイツといるとジャームになる」と言われ孤立していた。（近年になるまで先行種の影響だとは判明していなかった為、なおさら誤解を招いた。）

　そ面倒見のいい性格から後輩たちから慕われやすく……後に、上記（先行種）の一件を知られて後輩たちが離れていくのが『施設のお約束』だった。

　そんな時、施設にやってきた「どこか”裏表”のある少年」に興味を惹かれ、そのままペアを組むことを希望。お互いに『当たり障りない平行線の仲良し』を続けて居たところ、そのまま緊急任務に向かうことになった。

　そこでお互いにお互いのチカラについて知った末にーー屋敷田は、少年の横に並ぶことを決意した。
　その後、いつの間にか屋敷田は自身のCNを「閻魔の奉公人」と名乗るようになる。

　閻魔が誰なのか周囲には気が付かれていないが、少年には気が付かれていることだろう。

終焉

　2年前。施設で観測された最終侵蝕率は200％オーバー（施設にある計測器では測定不可）であった。
　その後、施設から逃走。今日に至るまで足取りや居場所は判明していない。

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