容姿・経歴・その他メモ

　柵木戸緋色は巨大財閥に代々つかえる従者の家系の長男として生まれた。幼い頃から将来使える主人のため様々な技術をたたき込まれあまり遊べない忙しい日々だったが自分は将来ご主人様のために生きる身であるし、できることが増えることは楽しかったから苦ではなかった。
　そんなある日彼は友達の家でとある漫画に出会う。その作品ではどんな逆境でもくじけることなく人々を救うヒーローの姿が描かれており、誰か一人を助けるために育ってきた緋色には衝撃的でその姿に憧れてしまった。その日から従者としての知識そのの中でも助ける技術ばかり磨くようになり暗躍の技術の勉強を怠るようになった。厳格な父は最初こそ注意ですんでいたが、高校の頃に大げんかになってしまう。父の従者のあり方(従者たる者主人が生きていれば勝ち自分たちは主人を守る矛であり盾であり他人などどうでもよい)と自分の考え(誰かが困っているのなら主人か否か関係ない、助けられる者を見捨てることなんてできない)は相容れることはなく高校卒業とともに家をでた。その後は幼い頃から学んできた技術を使い、万屋HEROを経営。駄菓子屋みたいになっていて子供にも人気のスポットであるし、ほんとに何でも(子守・ペットの散歩・浮気調査・ソーラーパネルの設置など)してくれるのと本人の性格から地域の住民からも評判がいい店となっている。
　自分の行動は間違っているとは思っていない。しかし家に残してしまった妹と父親の最後の一言「おまえの考えは机上の空論にすぎない。それこそヒトであることをやめない限り…な。じき後悔する日がくるだろうがもう私には関係ない話だ。」という言葉が忘れられずにいる。
今日もあなたは誰かのために店をあけるだろう

根本的にお人好しで誰かからの感謝が原動力な純粋すぎる青年。そのため他人のことを優先しがちで自分のことは軽視しがち。
自分の父とはけんか別れし、お互いに絶対に相容れないが父の従者としての覚悟には尊敬の念をもっている。
妹のことは溺愛しており家出したあともちょくちょく会って自分の学んだ知識を教えたりしている。家を出ても家族だから何かあったら守ってあげたいと思っているが自分のわがままで家業を押しつけてしまったてまえそんなこという資格はあるのかとも思っている　この家系はそれぞれ人助けの形があるが総じて自分の存在を軽視しがちである。

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