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RハンドアウトPC①②(マジェンタ共通)
ロイス："グリィズル" 山田餓狼丸(やまだがろうまる)
推奨感情：P尽力/☑N脅威
公開条件：【記憶を取り戻す】判定に成功した上で、餓狼丸の正体が明かされる
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半田支部長の進言によって武上町へ隠密調査に向かったキミ達。【蒼蒼計画】当事者に会いさえすれば、真実にたどり着けるはず。だが、実際に目の当たりにしたのは昏倒するPC③（“寿限無(じゅげむ)”薮良　康二）④（“伊斯仔(いしこ)”多角縁神獣倭鏡）と、その傍らに立つ一人の少年の姿だった。
抵抗するも虚しく、キミ達もその手に誘われることとなるだろう。
喪った人など誰もいない。否、誰も覚えてなどいない、幸福な夢の中へ。
　↓自視点
【「春英ちゃんが亡くなったなんて信じない。」「退院したら一緒にデートするって約束したじゃん･･････！」「それに、どうして武上支部はアタシ達の任務を無かったことにするの？」―――どこまでが本当で、どこからが嘘なのか。この一連の事件は自分の目で確かめないといけないといけないと強く思い、春英の無事を祈りながら向かった。】
昏倒する二人と、傍らに立つ少年。明らかに脅威だと感じる。今までの自分なら何も考えずに突っ走っていただろう。しかし、（今は一人じゃない。黒須くんと共にいる。だから、黒須くんとどう動くか一緒に考えよう。）―――抵抗するも虚しく、アタシ達は―――『喪（なくな）った人など誰もいない。否、誰も覚えてなどいない、幸福な夢の中へ』誘い込まれた。

■プレイヤー向け補足
PC達はミドルフェイズの間、グリィズルの創り出した亜空間に捕らわれ、過去の【紅紫法典】【蒼蒼計画】の事件の記憶を忘れさせられている。
【記憶を取り戻す】ためにはシナリオ内で行われる<意志>判定に成功しなくてはならない。
この判定に成功した上で、「山田餓狼丸の正体がオーヴァードであること」をシナリオ内で指摘することが公開条件となっている。この時、グリィズルと即座に敵対する(=戦闘が発生する)可能性がある点に注意すること。
一定のシーン数を超えると、自動的にグリィズルの正体は明かされる。その場合においても、Rハンドアウトの公開条件は満たされるものとする。

■R（リバース）ハンドアウト

PC①Rハンドアウト：A.R.E.A.という凶悪オーヴァードに1年前敗北した

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・ロイス：A.R.E.A.(エリア)
・推奨感情：☑P執着/N脅威
・公開条件：A.R.E.A.のサインを目撃する
　┗★公開したほうが生還報酬が増える。
　┗※せっかくなら、設定モリモリにしよう。
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1年前、大人のエージェントの任務にこっそりついてきてしまったキミ、は出会ってしまった。かつて小佐古市を蹂躙した凶悪なオーヴァード、「A.R.E.A.」に。そしてキミは――敗けた。
大怪我をしたキミを気遣って、大人たちは焦るなとキミに言い聞かせる。自分を大事にしろと言って過剰に保護しようとする。違う、そんなことを望んでいるんじゃない。
倒したい、あいつを倒したい！倒して、一人前になってやる。
→情報収集時「A.R.E.A.」について調べられるようになる。

◆PL向け補足
PC①は「A.R.E.A.」というオーヴァードに一度敗北し、病室で目覚めた時には自分以外の支部の人間が誰一人として帰ってこなかったことを知らされる。以下の情報をPC①に開示する。

【ハンドアウトシーン】
●PC①：好奇心は猫を殺さずとも
◆解説1
任務に出してもらえないことに不満を漏らすPC①。
支部での先輩エージェントとの会話が終了したら、解説2へ。

▼描写１
1年前、小佐古支部。
キミはまだ訓練期間中のチルドレン、まだ任務に出ることは許されてはいない。周りの先輩エージェントに囲まれながら、物足りない毎日を過ごしていた。
　↓自視点
【87（ハナ）は訓練室に入り浸っては、自主練を繰り返していた。彼女の右腕から伸びる異形から放たれる鋭き力は、的（ターゲット）を確実に仕留める。自分と近しい、あるいはそれ以下の年齢のチルドレンからは避けられているような気がしていたから、こうして一人になってはくすぶってた体を動かしていた。
支部にいるチルドレンの中で誰よりも早く一人前のエージェントになりたかったのだ。

こんな自分にも構ってくれる先輩エージェントがいた。カンナとヤマトだ。】

▼セリフ：先輩エージェント
[カンナ]
「焦るのは良くないって。」
「PC①くんが才能あるってのは皆わかってるさ。今は我慢の時だよ。」
「防御でやっとの俺なんかより、すっごいエージェントになるのを心待ちにしてるよ。」
「とにかく認められるためには基礎固めがカンジンってことよ。じゃ、行ってくるな。」
　↓自視点
『別に焦ってないし。』『我慢我慢って、いっつもその言葉じゃん。もう飽き飽きしてるっつーの。』『カンナ君が自分一人で精一杯なんて言うなら、アタシがカンナの前に立つよ。そんで攻撃しまくるよ。アタシもう子供じゃないよ！立てるよ！』『･･････気を付けてね。行ってらっしゃい。待ってるから。』
[ヤマト]
「PC①は才能あるあるよ～私が保証するよ～。」
「いつかさあ、2人で一緒に背中合わせで闘いたいなあ～って私は思ってるんだよ～。」
「(行きたいとせがむ)ダメなものはだあめ～、お利口さんは留守番しててね。」
「(上司に怒鳴られて)あちゃあ、呼ばれちゃった。そいじゃ先輩がちゃちゃっと一斬りしてくるよ～。」
　↓自視点
『ヤマトちゃん～～～；；』『一緒に背中合わせで･･････？アタシとの未来、考えてくれてるんだね･･････嬉しい。』『じゃあ早速これから･･････って、うわぁ！（制止される）』『んん～～。ヤマトちゃんがそこまで言うなら･･････。』『アタシ、ヤマトちゃんの斬る姿、格好良くて好きだよ。』『一斬りしてはやく帰ってきてね！待ってるから！』


◆解説2
廃工場に辿り着く。
しかし標的のオーヴァード、新江晶に支部のエージェント達は全くは歯が立たず、全滅する様子を目撃してしまう。
PC①も闘おうと前に出るも、返り討ちに遭う。
PC①が気を失ったら、解説3へ。

▼描写2
跡をつけることは簡単に出来た。街外れの廃工場が見えてくると、やはり。
ワーディングの気配がする、あそこだ！
しかしキミは現実に直面する。そこに見えたのは、壁一面を埋め尽くす程のインク弾の跡と、倒れ伏すエージェントたちの姿だった。そこにはカンナ(ヤマト)も居た。
中央に居るのは、──明らかな"巨悪"だ。何としても助けなくては。キミは勇敢にも新江の前に立ちふさがる。
しかし、新江の攻撃を避けきれずに弾丸は肩を掠める。身体には次第に毒が回り、キミは気を失う。
　　↓自視点
【『今日は実習訓練ってことで、カンナ君とヤマトちゃんの任務を見に行ってみよう。』『少しだけなら、いいよね？』『･･････二人とも帰りが遅いの、少し気になるし･･････。』
二人の跡をつけることは簡単に出来た。街外れの廃工場が見えてくると、やはり―――。『ワーディングの気配がする。ここで二人は戦ってるんだ。』『行くしかないよね。』『二人の様子をうかがってみよう。』
―――87（ハナ）は残酷な現実に直面することになった。そこに見えたのは、壁一面を埋め尽くす程のインク弾の跡と、倒れ伏すエージェントたちの姿だった。そこにはカンナ君とヤマトちゃんも居た。『カンナ君！ヤマトちゃん！！』倒れ伏す二人の元に、咄嗟に駆け寄る。支部の訓練で習った楽な体位に直し、声を掛け続ける。･･････その時、悍ましいオーラを感じた。睨むようにその原因に視線を向ける。中央に居るのは、──明らかな"巨悪"だ。コイツだ。コイツのせいだ。何としても助けなくては。自分は勇敢にも新江の前に立ちふさがる。『先輩たちは弱くない！』『カンナ君とヤマトちゃんは弱くない！』『侮辱し･･････ウガァッ！』何とか新江の猛攻に必死に対応するが、新江の攻撃を避けきれずに弾丸のペイントが87（ハナ）の左目に付着してしまう。直後、身体が苦しくなる。立つこともできず、よろめく。『次、会ったときは、絶対に･･････』次第に毒が回り、87（ハナ）は気を失った。】

▼セリフ：新江晶
「あれァ、UGNってぇのはこ～んなに弱いのかよ！たはは！」
「いい度胸だぜ、ガキ(間髪入れず弾丸を打ち込む)」
「俺ぁな、突如現れたヒーローの口上を大人しく聞くようなお利口さんじゃねンだ、死にな。」
「”当たった"な？それでしめえだ。」


◆解説3
PC①は病室にて目を覚ます。半田はPC①に、他にあの場から帰ってきた人間は居ないことを告げ、最後に釘を刺して、病室を去る。

▼描写3
目覚めるとそこは、病室だ。
全身が痛む、だが、さっきまでの記憶が脳に張り付いて離れない。
敵は？他のエージェントは？
　↓自視点
目覚めるとそこは、病室だった。全身が痛む、なんだか視界が狭い。だが、そんなことよりも―――さっきまでの凄惨な記憶が脳に張り付いて離れない。敵は？自分以外の他のエージェントは？カンナ君とヤマトちゃんは？

▼セリフ：半田半蔵
「....気が付いたかな。」
「まだ動かない方がいい、全治二か月、ってところかな。」
「単刀直入に言おう。あそこから帰ってきたうちの支部の人間は、キミだけだ。」
「まずは自分の傷を治すことを考えなさい、いいね？」
「今度こそ、言いつけは守るんだよ。…誰もキミのことは責めないから。」
「それじゃ、僕はお話をしないといけない人がいるから。(病室を去る)」
　↓自視点
『･･････はい。おかげで助かりました、有難うございます。では、私はやることがあるので訓練室に戻りま･･････イタッ！』『全治二か月？そんな余裕は私にはありません。』『早く、アイツを倒さなければ。』『それに、なんだか良く見えないんです、早く治す方法を考えなければ･･････。』『『私、だけ･･････、ッ！？、カンナ君とヤマトちゃんは何処にいますか！？答えてください！！』『そんな･･････。（絶望した顔になる。）』『何故私だけ帰ってこられたんですか。』『･･････何故責めないんですか。単独行動の末、このザマ、なのに。』『然るべき判断に従います。』　(病室を去前に)　『･･････ヤマトちゃん。ヤマトちゃんの日本刀は、この支部にありますか。それと、カンナ君の耳飾りも。』　（あると答えたら）　『お願いがあります。私に、ヤマトちゃんの日本刀を貰えないでしょうか。』　（理由を聞かれたら）　『ヤマトちゃんと、カンナ君の想いを背負いたいんです。』『私に、継がせてください。』『今は持てなくても、必ず使いこなしてみせます。だから･･････お願いします。（起き上がろうとする。）』　(病室を去る)　『･･････我慢できなくて、お利口じゃなくて、ごめんなさい･･････。』『ごめんなさい･･････（涙が止まらない。）』『寂しいよ。苦しいよ。』『でもね、』　（髪を切る）　『カンナ君とヤマトちゃんの仇、必ずとるからね･･････。この街も、この支部も、アタシが守るよ。』

◆結末
この日を境に、キミを囲む大人たちはよりいっそう過保護になっていく。
そして、年長のエージェントを喪った今、小佐古の主戦力は…若者達だけ、となった。
PC①が返答をして、シーン終了。

NPC

嵐 大和　-ヤマト-
シンドローム ： ハヌマーン / ノイマン
コードネーム ： ヤマアラシ
侵蝕率：58%　性別：女　年齢：25
のんびり屋であり、上司に度々叱責されている。
任務に出してもらえずやきもきする PC ①を時折なだめ、いつか一緒に闘うことを誰よりも楽しみにしていた。
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漢那 春　-カンナ-
シンドローム ： バロール / ブラックドッグ
コードネーム ： スプリングノーティ
侵蝕率 ： 86%　性別 ： 男　年齢 ： 31
本来戦闘向きではないのだが、影で努力を重ね、盾役としてやっと前線に立てるようになる。
天才肌で他のチルドレンやエージェントに一目置かれていた PC ①に物おじすることなく、兄貴分として気さくに接していた。

※「A.R.E.A.」と対峙以降、一度も任務には行っていない。今回が初任務。
※戦闘中、マジェンタ色のペイント弾のインクが眼に入る。目が覚めた時には片目を失明していた。

▼武器
レイジングブレイドを指定。（ヤマトが愛用していた日本刀）

プレイ人数：2人
PCの消費経験点：40点
プレイ時間：3～4時

■ステージ
ベッドタウンに位置する小佐古市を舞台とする。隣町に「Cobalt Plan」の武上町がある。
東京近郊 N 市ステージより 4~5 年が経過している。情勢などはほぼ変化なし。

■事前情報
[UGN小佐古支部こさこ ]
20 代前半の若手エージェント、チルドレンばかりを抱える片田舎の小規模支部。
子供たちに対して少しばかり過保護な支部長、半田半蔵が率いている。

NPC

半田 半蔵（はんだはんぞう）
シンドローム：キュマイラ/エグザイル
コードネーム：タイクーン
ワークス/カヴァー：UGN支部長/変なおじさん
侵蝕率：42%　性別：男　年齢：43
UGN・小佐古市支部長。丸々とした巨躯と何とも言えない顔立ちをしている。
PC ①に対してかなり過保護。
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赤染 ゆか里（あかぞめゆかり）
シンドローム：ブラックドッグ/ノイマン
コードネーム：雷式部(いかづちしきぶ)
ワークス/カヴァー：UGNエージェント/大学生
侵蝕率：34%　性別：女　年齢：21
1 年前小佐古に配属された UGN エージェント。
面倒見が良いが、気も強い。暇を持て余している PC ②によく小言を述べている。

N ハンドアウト

N ハンドアウト PC ①
ワークス / カヴァー ： UGN チルドレン / 高校生
ロイス ： 日々出晴英 ( ひびで はるひで )　
推奨感情 ： P 友情 /N 敵愾心
シンドローム：ブラムストーカー/ソラリス
★初対面

自分は生まれた時からオーヴァードであり、UGN の管理下で過ごしてきた。
しかし、天才児と祭り上げられながらも、一人前と認められないことに不満を感じていた。
そんなある日、ようやく支部長から任務を任されることとなった！意気揚々と訓練所に向かうと、そこで同年代のチルドレンと出会う。どうやら互いに初めての任務に就くようだ。こうなったら自分たちはライバル、どちらがよりよい結果を出せるか勝負をするっきゃない！
いざ友情、努力、勝利！

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N ハンドアウト PC ②
ワークス / カヴァー ： UGN エージェント / 指定なし
ロイス ： 半田半蔵 ( はんだ はんぞう )　
推奨感情 ： P 信頼 /N 食傷

かつてキミはうだつの上がらないフリーのオーヴァードだった。しかしあることをきっかけに半田支部長に頼み込み、現在の小佐古支部に拾ってもらうこととなる。
しかし、若いエージェント、チルドレンが占めている支部内では自分は最年長。見るからに浮いた存在であり、やはり心を入れ替えて積極的にバリバリ働くなどというやる気は出てこない。果てに下された任務は子供のお守りときた。だが、任されたからには最後まで付き合ってやる。
それが、キミに最後に残った大人の矜持というやつなのだ。
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=uX1wWG


PC2：黒い流星(くろいりゅうせい)”･･･黒須 一人（くろすかずと）
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=uX1wWG

NハンドアウトPC①②(マジェンタ共通)
ワークス/カヴァー：UGNチルドレン/指定なし&UGNエージェント/指定なし
ロイス："タイクーン" 半田半蔵
推奨感情：P尽力/N不安

【紅紫法典】によって怪我を負った日々出は、もう退院してもいい頃合いだろう。しかし、具合が芳しくないのか連絡がとれず、入院している隣町の武上町の病院でも暫く面会謝絶となっていた。
そんなある日、キミ達は支部長である半田に極秘に呼び出される。
彼は神妙な面持ちで告げる。詳細の連絡を要求しても武上支部と連絡が取れないこと、【紅紫法典】一連の事件のもみ消しが行われていること。
そして一枚の紙を取り出す。──【蒼蒼計画】における日々出晴英の死亡通知を。
半田はキミ達に自身の想いを託す。隠されつつある真実を究明してほしい、と。

PC

PC3：“寿限無(じゅげむ)”･･･薮良 康二（やぶらこうじ）
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=GIa33p
PC4：“伊斯仔(いしこ)”･･･多角縁 神獣倭鏡（たかくえんしんじゅうわきょう）
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=B35YLF

花冠　命

・アネモネの正式な学名は「Anemone coronaria（アネモネ・コロナリア）」で「花冠」という意味。
・アネモネには「あなたを愛します」「はかない恋」 「見放された」といった花言葉がある。
（参考　https://hanaprime.jp/language-flower/anemone/#:~:text=%E3%81%AE%E9%A3%BE%E3%82%8A%E6%96%B9-,%E3%82%A2%E3%83%8D%E3%83%A2%E3%83%8D%E3%81%AE%E8%8A%B1%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%82%92%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%8D%E3%80%8C,%E7%94%B1%E6%9D%A5%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 ）

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・λυκος[名]ギリシャ語：狼
''・ニーケー
（古希: Νίκη, Nīkē、古代ギリシャ語発音：[nǐːkɛː]）は、ギリシア神話に登場する勝利の女神。
日本語では長音を省略しニケと表記する場合もある。ローマ神話ではウィクトーリア (Victōria) と同一視される。

ティーターン族の血族パラースとステュクス（冥界の河）の子。兄弟は、ゼーロス（鼓舞）、クラトス（力）、ビアー（暴力）。ティーターノマキアーには、ステュクスの命によりオリュムポス側につき、ゼウスに賞されたという。

一般には有翼の女性の姿で表される。アテーナーの随神だが、アテーナーの化身とする場合もある。しかし、ローマ神話のウィクトーリアは、マールスに付き従う。アテーナイのパルテノン神殿の本尊であったアテーナー神像では、右手の上に載せられていた。
（参考　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%BC ）