容姿・経歴・その他メモ

外観的特徴：細身、色素の薄い髪と瞳
服装：制服を若干着崩している。

性格的特徴：明朗快活、気にしいの

一人称：俺
二人称：お前
三人称：基本呼び捨て、年上に対しては〜サン
かず兄、しんじクン、みさきちゃん、ねむクン（ねむ兄）、え〜た、いろはサン、なぎさちゃん、響サン

趣味：野球観戦、ランニング、ゲーム全般
特技：シューティングゲーム
好物：ハード系のグミ
好きなもの：仲間、野球、カラオケ、ゲーム
嫌いなもの：一人、辛いもの
癖：周囲の人の表情を観察すること

身長：167cm
体重：52kg

弱点：一人になること
過去のトラウマ：9歳の誕生日、一人の部屋

家族構成：父母（死別済）

イメージカラー：School bus Yellow（#EDD602）

その他：
誰に対しても分け隔てなく接する。人当たりが良く、敵を作らない人物。
9歳になるまで、近所の草野球チームに所属していた。当時はオーヴァードとして覚醒していなかったため普通の子どもとして過ごしていたが、振り返ってみると、あの頃から予兆のようなものは間違いなく出ていて、無意識にセーブしていたのかもしれない。

喪失：信頼
9歳の誕生日、仕事で忙しい父は帰ってくる予定だった。グローブを買ってくれるという約束をしていた。しかし、いつになっても帰ってこない。夜遅くまで待っても、日付が変わっても、次の日になっても、月が変わっても、季節が巡っても。そうした日々の中で、彼はひとりぼっちで生きていた。人気者だった彼が茫然自失としてやつれていくのを訝しんだクラスメイトは、あることないこと尾鰭をつけて嫌な噂を周囲に流し、そのために彼の影はどんどんと濁っていった。気づいたときには、学校という小さな世界は、彼を無視するようになった。彼は、父への信頼を失い、周囲からの信頼を失い、そうして、ひとりになったのである。
何よりもひとりを嫌い、孤独を恐れた彼は、家族や友人といった光を渇望したことでオーヴァードとなり、「たんぽぽの家」に保護されることとなった。
数年が経って、彼の父が亡くなっていたことを知った。海外出張に出ていた父は、彼の誕生日に間に合わせるため、飛行機の搭乗したいたのだが、整備不良のために墜落。当然責任問題に問われたが、高額な慰謝料を恐れたのか社長が逃亡。搭乗者に関するデータも全て削除されていたことにより、通達が遅れたのだとか。

大切な人について：
地域の野球チームで仲良くなったいわゆる親友である。
彼がひとりぼっちになった時も、彼だけがそばにいてくれた、ようだ。いかんせん龍は周囲に気にかけるような余裕もなく、親友の言葉に耳を傾けるようなことさえもできなかったのだ。
どうやら「カウンターレネゲイド」という（ある種の）病を抱えているらしく、毎朝薬（→脳の機能を弱らせることで原因を排除する？）を飲んでいるということを聞かされた。いつも元気に能天気に笑っている彼だったので、衝撃や心配が大きかったが本人には妙な気恥ずかしさがあって伝えられなかった。
ゲームを買ったり、アメリカに行って大谷翔平の試合を見に行ったりするためにも、日雇いのバイト（引っ越し）をすることにした。

二話を通して：
バイトを始めた関係上「社会」を獲得。また、人に教えていくうちに「射撃」「知識：野球」を学んだと同時に、関わりが増えたことで「情報：UGN」を獲得した。エフェクト「天からの眼」を獲得。攻守共に戦える選手に。

最終話に向けて：エフェクト「リフレクトレーザー」を獲得。テスト勉強に向けた野球練習で（！？）変化球を身につけ、誰にも打たれないピッチャーを目指す。


野球への想い：
元々は、父がテレビで野球を見ていたことが始まり。父が仕事以外に興味を示したことを見たのが初めてだったので、子どもながら、自分も野球をしたら父ともっと話したり、一緒に遊んだりできるかもしれない！　と考えた。そうしてきちんと子どもらしく駄々をこね、草野球クラブに所属する。
初めてみると面白くて、自分に向いていると感じた。もともと動くことが大好きで、考えることが大好きだったからなのか、心から楽しいと思えた。
そして、その野球をきっかけとして幌村と出会えたのは、幸福なことだった。一緒にバカをやって、笑って、楽しめる相手。それは、おそらく野球をやってないと出会えなかった存在だから、そういう理由でも、野球には感謝している。
野球をやめたら幌村たちともう話さなくなる、なんてことはない。と、頭ではわかっているはずだが、結ばれている絆の一本として大事に握りしめている。
もちろん、それは「家族」でもあるはずのサイドキックスに対してもそうであり、みんなと遊ぶきっかけとしての野球を好んでいる（もちろん、野球という種目そのものも大好きだし、本気でできるなら嬉しいが、そこに家族や仲間がいなかったら意味がない）。
サッカーは手が使えないし、バスケはたくさん走らなきゃいけないので、「やっぱり野球かな〜」となってしまう。

これからについて：
過去の記憶のために、「孤独」に対する恐怖心がとてつもなく大きい。一人でも「独り」ではないとしっかり理解して、生きていけるようになれたらいい。（具体的に言えば、大学に進学するとしたら、迷わず幌村と同じ学校を選んでしまう。もしくはサイドキックスの家族たちがいる場所を選ぶ。一人の道を歩くことに対する恐怖心を払拭できたらいい。）
今が一番楽しいからこそ、未来を考えることを最も嫌っている。「今」をなるべく壊さないための生き方・未来をひたすらに目指している。

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