容姿・経歴・その他メモ

北部山岳地帯の出身の日系クロドヴァ人。
一般家庭の出身だがハザードエイジであり、内乱で生活に苦しむ家族と故郷の助けになるため大学を中退し軍へ志願。
1年前にミラージュに入隊した後、専門の士官教育を受け部隊長クラスに昇進。
しかし運悪く軍内部の政争に巻き込まれ、問題児だらけの新設部隊を率いることとなる。

──というのがこの複製体に与えられた、"役割"である。

公的にはキュマイラ/ブラム・ストーカー/エグザイルのトライブリードであると称しているが、
実際にはキュマイラ/エグザイルのクロスブリード。
12年前に日本のとあるFHセルから流出したとある少年の複製体データをR.T.Sが入手し、戦争に利用するために育成された。
R.T.S統括本部長ミケル・ヘルヴィヒの数多く存在する手駒の一人。
その関係性は秘匿されているが、これまで与えられ、また己が力で手に入れた全てが彼の指示によるものである。

上司、部下に関わらず誰に対しても丁寧な態度で接する。
基本的に真面目で親切であり、公明正大であろうと心掛けているが、少々頭が固く規律や常識に囚われやすい。
気に入らないことがあると早口のカルパチア訛りで悪態をついたり愚痴をこぼすことがある。

善きクロドヴァ人であるべきことと善き軍人であるべきことの矛盾に苦しみつつ、『僕』は何者であるべきなのかを探し求める。
……が、それよりもまずは、ろくでなし共をなんとかマトモに矯正し直し、次の任務でも無事生還させることの方が優先である。

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