元FH研究者の父親を持つ。父親は“賢者の石”を研究するセルに属しており、そこの責任者だった。
完成に漕ぎつけた“賢者の石”だったが放置されていたありすは交通事故に遭い、その心臓は止まってしまう。
悔やんだ父親によって“賢者の石”を心臓に埋め込むことで命を繋ぎ止めることに成功。FHから逃げる生活を送ることになる。

その後ある程度の世話を見れるよう研究室に設備を残したのち父親は失踪。
以降は1人で生きていくこととなる。

そこから記憶を失うまではハッカーとして活動。電子系、機械系の技術を向上させながら“最果て”へ目指すための案内人を作成する日々が続いた。

天才の私が作りました。

“最果て”の正体。“最果て”とはありすにとっての憧れ。
ありすとはちゃんと血の繋がった親子であり、機械に関する技術は父親譲りである。
“賢者の石”をありすに心臓として埋め込んだのも彼であり、それしか彼女が助かる方法はなかったものの
その時の罪悪感に苛まれ、逃げるように彼女の前から姿を消した。
彼女が一人で生きていけるように研究室を与え、彼女の技術が自身に追いついた時にすべてを教えられるように“最果て”としての情報を研究室に置いていっている。

ありすの心臓の代わり。小さい頃に事故に遭い死んでしまったありすを無理やり繋ぎとめている。
オーヴァードとして覚醒したのもこの時。また実験中の“賢者の石”を勝手に持ち出したことで2人は追われる身となっている。