容姿・経歴・その他メモ

■性格
穏やかで優しい青年。少し影がある。
露草に対して非常に親身な姿勢を見せる。
料理上手。

■経歴

京都の山奥の村でのんびり暮らしていた。
6年前、村がFH によってレネゲイドウィルスの実験場として使われてしまったため、自分以外の村人（両親、５人の兄弟含む）がジャーム化し、身体の半崩壊を起こしたところで駆けつけたUGNに殺処分されてしまった。
運がいいのか悪いのか、夜長は一人だけ正しくオーヴァードとして覚醒する。
覚醒の感情は償い。目前で人の形を失っていく大切な人たちをどうすることもできない無力感、罪悪感から強く願いオーヴァードの力を手に入れた。
しかし、その力も発揮されることなく夜長は覚醒の衝撃に耐えきれず気絶してしまう。

その後、UGN京都支部で目を覚まし、行く宛のない夜長はそのまま京都支部所属のUGNエージェントとして活動することになる。
順調にレネゲイドコントロールが出来るようになり、前線での活躍も増えた夜長だが、一つだけ致命的な問題があった。
というのも、家族や故郷を失った代替品として村で処分を執行したUGNチルドレンを自分の"弟"だと思いこむようになったのてある。
「元気にやってるかい？」
「無理はしないで」
「君が心配なんだ」
「だって…唯一の家族じゃないか」
夜長は扱いの難しいエージェントであったが、同様に優秀な能力を持ったエージェントであった。
大切なものの幻想という罪と罰を一身に引き受けた少年の名を「あかつき」と言い、彼はその重荷をものともせず彼らしくあり続けた。

けれど、夜長の暗闇を照らす彼の光も過ぎれば新たな罪となる。あかつきはとある任務につき、誰よりも輝いた後にジャームとなり、処分を受けた。その知らせは勿論夜長の耳にも届く。その際、精神に異常をきたし夜長は京都支部から箱根支部へ移籍されることになった。しばらく療養後、落ち着きを取り戻した夜長はまたエージェントとして働くようになった。

セッション履歴