登録名：アルべラルト・ヴィジケント
コードネーム：錆鉄の歯車(フリークス)
性別：オカマ
出身：ドイツ　デュッセルドルフ
誕生日：9/16
身長：176.2
体重：54.3
血液型：AB
所属：UGN双木市支部
ブリード：クロス
シンドローム1：ブラックドッグ
シンドローム2：ノイマン
シンドローム3：────
特記事項：

・戦闘適性：B-
・継戦能力：B-
・命令順守：D
・陣頭指揮：A-
・社会適性：E-
・RC技術：A
・衝動耐性：B
・特異能力：EX

「ギルド」のドイツ支部で技術者、研究者として数々の兵器、武器、凶器を発明、開発、増産した最悪のメカニック。人を殺すよりも権力を手に入れるよりも金をせしめるよりも何よりも自分の願う至上のモノを作り上げることに心血と人生の全てを注ぎ込む、機械弄り一筋の、よく言えば職人気質、悪く言えばキチガイ。自分の作った兵器たちを『我が子』と呼んで愛し、敵対組織が使おうが自分の組織が使おうがそれによって多くの人間が殺され、その効力が発揮されれば等しく喜んでいる。研究、開発以外には基本的には興味がない分冷静に接することができる。興味がないからこそまともに対応できるタイプ。兵器開発の話になると止まらなくなる。

無精ひげにぼさぼさの長髪と、見た目は純然たる男性だがその実口調は女性的、趣味嗜好も(兵器関連以外は)女性寄りの、いわゆるオネエ様。しかし、恋愛対象、性的嗜好に関しては女性的──つまり男性が対象、というわけではなく、どちらかといえばアセクシャルよりで、基本的に「自分にとっての有為性」以外に他者を測る指針がない。それは友人、同僚にだけ当てはまるのではなく、自分の身内、彼(彼女？)が庇護する三人の弟妹達相手にも同様である。
兵器開発のための資金が必要だから「ギルド」から信頼を勝ち取り財力を得、好きに兵器を弄りたいから実力で物を言わせ権力を得、兵器のテストを行いたいから私設兵団を軍から勝ち取り暴力を得た、生粋の開発者。四十代ながらに弟妹を除いた家族はいないが、もし兵器開発のために愛が必要ならば、一時的にでも結婚をしていたであろうほどには、恋愛に対して関心がない。

保有する私設兵団の壊滅後、彼はUGNドイツ支部によって拘束され、数々の余罪によって死刑を求刑された。しかし、その開発手腕と類まれなる天賦の才に目をつけた、急進派UGN上層部は、アルべラルトを「UGNの、ひいては世界のために有効なものに限り兵器の開発を許可する」という特例を以てアルべラルトをUGNのエージェントに擁立する。現在、アルべラルトは日本のとある支部の一部を与えられ、技術開発チームのリーダーとして、今日も今日とて兵器開発にいそしんでいる。

・自律式小型球状電撃放射銃「テスラ」(小型浮遊砲)
アルべラルトの周りをふよふよと漂っている球体状の兵器。表面から電撃を放ち、敵対対象を狙撃する。サイズ可変が容易であり、最大サイズがボウリングの球、最小サイズがビー玉程度まで変形可能。アルべラルトの脳波を探知し、自由に動くことが可能であり、複雑な軌道もお手の物。
・特殊発電・電力供給装置「セカイシステム」
空気中のレネゲイドウイルスと、体内の発電細胞を媒介に電力を生成、循環させることで、装備した兵器類に電力を送り込み、攻撃性能を飛躍的に上昇させるシステム。その発電量ゆえに使用者の進退にも大きく負荷がかかる。
・汎用小型レーダー「天網恢恢」(ロックオンサイト＋サーチレーダー)
モノクル型のレーダー。複雑に組み込まれた探索機器の数々を同時に展開することで、周囲のあらゆる情報の収集に補正をかける。