・「世界最悪の公害」の概念そのものとも言える存在。そのため、ただそこにいるだけで害をなす性質がある。冬眠期間の間に霧としての属性を強める(ハヌマーンの亜純血)ことで人々の隣人となっている。実質本人の意志と執念で押さえつけているだけとも言える為、それが無くなれば人間への害悪性を途端にあらわにすることになる

霧はそこにあるだけ。善悪も害・無害もなく、ただ揺蕩うだけ。それが害となるのは命の勝手とも言える

・公害という属性上、自殺がほぼ意味をなさない。公害は『人が技術の革新を行う限り』『進歩を続ける限り』『生き続ける限り』生まれざるを得ないもの。そのため【人が死に絶えるまで決して消えることがない】。そのため、例えヒューゴが自殺したとしても、その意思が消えるだけ。毒の霧や公害自体は存在し続けて人を害すし、何なら新しく人に敵対的な自我が生まれる可能性もある。そのため、シャーロットが死んだ後、冬眠という選択肢を選んだ。

僕は忘れない。人の愚かしさも、優しさも。全て無に返したりしない。そのために、ここに居る

・その生まれ故にどちらかというと保守派。ただ、進化を続ける人らしさという点で革新派も大事にしている。急速な進化は自分のような公害も生むが、同時にその進化によって救われる命も存在するため。人のままならなさをそのまま愛する存在ともいえる。…そんな心を生み出したのは、勿論人であり、あのこだ

愛することはできても、僕は傷つけるしかできない。…救えるのは人だけ。手伝いはする。君たちが救うんだ

・毒性を抑えても、人を害するというあり方から逃れることはできない。そのため、援護を行う時は間接的だったり、少し危険だったりする。霧が濃くなった結果、敵の視界が遮られて奇襲しやすくなる…毒が限定的に効いた結果、レネゲイドがほんの少し暴走(活性化)される…など。薬も過ぎれば毒となるなら、逆も然り。毒もわずかなら薬となりえるのだ。

少しばかり危ないかもしれないけど、耐えておくれよ？大丈夫、調整を誤ったりはしないよ