容姿・経歴・その他メモ

青い髪に青い目と、色々青い。
髪に隠れた左目の部分は、皮膚が大きく避けている。目も破かれたように潰れている。
『ヨハネの黙示録の四騎士』の一柱である『青い騎士』の伝説から生まれたレネゲイドビーイングで、自称も同じ。今の名前は付けてもらったもの。
何でも屋「Knights」の一員で、メンバーとしては1番最初になる。
まあ、スポーン地点がたまたま廃墟で、それの体裁を整えて今の何でも屋にしたのだが。

履歴

目が覚めた。
その日が私の誕生日になった。
古びた建物の中で目が覚めたらしい。
首にかかったマフラーが揺れている。
私に名前はない。
ただ、“青の騎士”として死を運ぶのみ。

「お、よさげな休憩スポットみっけ」

“赤の騎士”と出会った。
彼女は私に、名前をくれた。

「調査に来た」

“黒の騎士”と出会った。
彼女は私に、役割をくれた。

「おや、ここは......」

“白の騎士”と出会った。
彼女は私に、居場所をくれた。

古びた建物はすっかり綺麗になり、今では“四騎士”の拠点となっている。
特に、私の。帰る家などない私にとっては、ここが家だ。

夜になる。
ソファーに寝転がり、目をつむる。
私は睡眠をとれるわけではない。
ただ、ヒトの真似事をしているだけだ。

「......」

ふ、と目を開けた。
時刻は丑三つ時。
不吉な気配が、建物を囲んでいる。
ゆるりと上体を起こす。
私の名前は失華ヨミ。この力をもって、みんなの居場所を、何でも屋を守るのが役割。
風が吹いている。
死を運ぶ黄泉の風が、吹いている。

セッション履歴