容姿・経歴・その他メモ

　僕ことは路地裏であっさりと惨めに人生を終えた。

何て事はない。今日は運が悪かったのだ。
ごろつきどもにカツアゲに出会ってしまい、人目に付かない路地裏に暴行を受けていた。
最初こそ「お前らに払う金は無い！」と言ってみたが
一切の躊躇なく顔を殴られ、そこからは「やめてください」としか言えなくなった。

しかし、今日はいつもと違った。
赤髪の黒いセーラー服の女性が横を通りかかった。
不良は舌なめずりをしながらその女性を囲み、汚い言葉を並べながら胸に手を出した。

その瞬間、囲んでいたはずの不良どもの上半身が地面に落ちた。
上半身と下半身が綺麗に分かれていた。
不良はうめき声を上げながら死んだ。
あれだけ偉そうだった屑が、生に醜くしがみつき死んだ。

そして、殺人鬼の女性は
僕を見つけるといつの間にか持っていた鮮血のように赤い剣を振り上げ...
「Sharwy dance？」俺の意識はここで切れた。

「マジかよ、覚醒したのか。ワーディングが効いてねぇ。」
目を覚ますと白髪の目つきが鋭い男がいた。
だが、問題はそこじゃない。手に拳銃を持っていたのだ。
僕は悲鳴を上げながら何か物を投げようとした。
「...へぇ、お前モルフェウスか」
まぁ、そうして第一の人生は幕を閉じたんだ。

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まぁ、そこからは色々さ。
俺はどうやったか知らないけど、新しい名前と戸籍が与えられた。
そして、死体や現場の戦闘の処理役として活動している。
まぁ、偶には俺も死体を作るんだけど。

だってほら、下等生物の命とかどうでもいいじゃん？

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オダマキ全般の英語の花言葉は「folly（愚か）」。
分不相応な力を手に入れ、あのごろつきと同じことをしている事を彼はまだ気が付いてない。
鞭と飴が効き安い駒だ。

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