容姿・経歴・その他メモ

髪

ハニーブロンド

瞳

ハチミツ色

肌

白

『オグマ』のメンバーで風俗嬢。

彼女を産んだ女は母ではなく女だった。女には常に男の影があった。父親が誰かはわからない。
女は子にほとんど関心がなく時々思い出して餌を与える程度だった。男が来る時は押し入れに押し込められ声を出すことを禁じた。男が来なくても押し入れに押し込められた。ペットシーツの敷かれた押し入れの下段が彼女の家だった。幸い女は爪が痛むからと暴力を振るうことはなかった。

能力が覚醒したのは飢えていた彼女は女の目を盗み外へ出た時である。
「お腹が空いた」「やさしくして」「無視しないで」「ここでも無視されたらどうしよう」「わたしを見て」
そんな願いが反映されたのか彼女の香りは無意識に他人を集め、他人は彼女に糧を与えた。
それからは物乞いで日々の糧を得るようになる。
物乞いを始めて、骨と皮だった少女はふっくらした子供らしい肉付きを得ることになる。
その頃には母である女に期待することをやめていた彼女の能力が女に使われることはなかった。
そして、女よりも食べ物をくれた他人への好意の方が大きい。
母親のことは良い人でないだけで悪い人だとは思っていないし恨んでもいない。無関心に返すのは無関心である。

いつの間にか覚醒していた自分の力に気づいた少女は能力で作り出した「疲れが取れる良い匂いの水」を売るようになるが、それが原因でヤクザに拉致されそうになる。そこを助けたのが『オグマ』の初代リーダーであり、それをきっかけにオグマに加入する。
学校にほとんど行っていなかったため文字の読み書き計算はオグマの人間から教わった。漢字と割り算は苦手である。
ストレングスや安藤とはそれなりに長い付き合いで子供の頃から『スーちゃん』『アンちゃん』と呼んで懐いていて、オグマとそのメンバーのことを何より大切に思っている。
たまに安藤と組んで怪しい商売を初めてはストレングスに叱られている。
他人をすぐ信用するのでオグマで保護されていなかったら酷いことになっていたと思われる。

学が無い自分がソラリスの能力を活かせる仕事として風俗嬢をしている。やらないように言い含められているので本番はしない。
快楽の香気と元気の水の力で非オーヴァードの客からの評判はすこぶる良いが、能力の効果が薄いオーヴァードの客からの評判はあまり良く無い。

大麻や他の麻薬は周りから流れてきたら嗜む程度には好き。
勧められると大体断らない。
タバコはiQOSマルボロパープルメンソール

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