長い黒髪に胸元のえっちベルトが特徴の女

悪・即・斬を歪曲したような性質
それ以外は意外と普通、四六時中殺人を考えてるわけじゃない。
一応支部長としての自覚はあるため支部員には優しい。

22の時支部長に就任した、それ以降担当地区の治安はかつてないほど良くなっているがその平和は血に塗れたものである。
そのため上からの評判はあまり良くない。

オルクスによる空間掌握とノイマンによる状況把握により文字通り瞬間移動を繰り返しながら敵を刻む
複数の標的に間合いを無視した必中必殺の斬撃を居合の構えから飛ばすことが出来るが全身の筋肉が断裂し、戦闘の継続が難しくなるため諸刃の剣である。

幼いころ男を斬った。血の染み付いた刀が男の亡骸を映したとき子宮が震えるのを感じたという。
その刹那の景色を見るために彼女は殺す。刀に彼女の姿が映されるその時まで止まることはない。

元々チルドレンとして育てられていたが精神鑑定で異常が出たとされ数年間施設送りにされていた。
施設がFHの襲撃にあいその混乱に乗じて脱走した後イリーガルとして活動。その後UGNに入ることになる。
その時に行われた精神鑑定ではすべての項目が正常となっている。
この女の唯一の救いは善人を殺しても満たされることはない事、悪人だけを斬り殺すその一点だけを買われUGNに居座っている。

約半年満足する相手を斬ることが出来ず悶々とする日々が続いていた所グレイファントムの一件が回ってきて滅茶苦茶楽しみにしていたのに、蓋を開けてみるとグレイファントムは覚醒したての無知なオーヴァードが操られていただけだった。
しかも操っていた黒幕も小物で別の人物が殺すべき相手だった。大きく肩透かしを食らった私だが代わりに面白いものを見た。
彼女は私と同類だと思っていたがどうやら違うらしい。
が、彼女はまだ高校生でありながら自分の信念と向き合っている。ならば私はその背中を押そう。
友達という希望が彼女を立ち上がらせたのなら、私という絶望が彼女の背を押すのだ。
その時彼女は私を殺すだろうか、もしそうなら私はさぞ甘美なデザートに見えるのだろう。

つまらない事件だったわ。ダークムーン...はぁぁ
それはそれとして、彼女のあれはいったい何？