産まれ～　生まれつきオーヴァード　
１２歳くらい　良い奴だけど正義感強すぎてまあまあハブられる　同じ虐められ～～いじられキャラだったグラディオスと共に虐め組と喧嘩　グラディオスと仲良くなる
高校生　UGNチルドレンとして活動開始　言うほど強くないけど両親は喜んでくれる
大学卒業後　UGNしつつ表では警察　両親大喜び　
２５歳　両親テロで亡くなる　「殺戮」の衝動に呑まれかけるがグラディオスが殴って目覚まさせてくれる　でもキレすぎて「対抗種」覚醒
～１年くらい　警察辞めてUGNがんばる
３０歳　今　支部長になってる　FHが憎くて過激なこと言っちゃうからちょっと怖いけど優秀だし雰囲気も良い人だよね～って言われてる　怒りと、身を亡ぼすほどの力とどう折り合いをつけるか悩んでる

優秀で話しやすい支部長として活躍している彼は、生来のオーヴァードだった。周りの誰もが持っていない不思議な力に恐怖を覚えることもあったが、裕福かつ高い道徳心を備えた両親の教育の賜物か、明るく、とても正義感の強い子に育った。

しかし「正しくあれ」という教育を素直に受け入れた晶は同年代の子供にとっては目障りであり、持ち前の明るさから一度良好な関係を築くも、付き合いを続けていく内に距離を置かれたり、ひどい場合は暴言を吐かれることも少なくなかった。晶自身も「自分は正しくて彼らは間違ったことをした」と頑なで、次第に孤立していくのだった。

中学生時代、行き過ぎた暴言を投げかけられたことがあり、「ここまでの暴言を吐けるこいつの人格には少々問題があるのではないか？」と考え、どう対応するべきか考えていたところ、彼に代わり声を上げたのが、同じく「ガイジン」としてひどい扱いを受けてきたグラディオス・カーティであった。そのグラディオスが攻撃の対象になったのを見て、彼は今度こそ立ち上がり、人生初の殴り合いの喧嘩を経験した。

UGNチルドレンとしての活動を始めたのは高校生の頃からで、そう能力が高いほうではなく中の下といったところではあったが、息子が立派に世のため戦っていることを知り、UGN上層部とのつながりがある両親は大いに喜んでくれた。


卒業後、射撃の腕を買われ表では警察として生活を送り、UGNエージェントとしてまずまずな成績を収めていた25のある日、警察としての日常業務を終え帰宅した彼を待っていたのは。ジャームの暴走テロに巻き込まれた両親の亡骸であった。
強い悲しみと、それを上回るほどの殺戮の衝動に呑まれかけた彼を救ったのは長年の友人、グラディオスであった。

数少ない友人として家に招くこともあり、両親とも仲が良かったグラディオスは共に悲しみ、寄り添おうとしてくれていたが、XXが怒りに呑まれかけているのを見て取るや否や全力で殴りかかってきた。XXは咄嗟のことに驚きながらも応戦し、出血で頭が冷えるまでそれは続いた。


彼の献身によりなんとか落ち着いた晶は、FHへの憎しみからか、表の顔を繕う理由もなくなったことからかは本人にもわからないが、それまで勤めてきた警察を辞めUGNとしての活動に専念し始めたのだが、あの日を境に対ジャーム戦闘の成績が跳ね上がった。怒りの中、晶は「対抗種」として目覚めていたのだった。

対抗種としての力の賜物か、彼の憎悪を種とした努力の成果か、30になる今、支部長に任命されるほどの功績を収めた。



普段は人当たりがよく冗談なども好む彼だが、FHやジャームに対しては普段通りの軽いノリで過激な発言を繰り返す、戦闘中、大けがを負いながらも自身ごと全てを破壊する勢いで戦闘を継続することなどから、やや恐れられている。作戦を共にした部下に「快楽殺人天使」と揶揄されたことを知り、嬉々としてコードネームとして拝借した。


冗談めかしてはいるが、この過激さは彼の悩みの種である。FHへの強い憎しみからか、「悪を打ち負かす」ことに対しほの暗い快感を覚え始めており、これは両親の言う「正しいこと」ではないのではないか、また、「対抗種」としての身体を滅ぼしかねないほどの力とどう折り合いを付けたものかと苦悩している。

　陽気で冗談や軽口を好むが、根は真面目で勤勉、曲がったことの許せない性格だった。
しかし、以前の事件以来悪人に対する強い悪感情と、「悪人」を打ち負かしたり傷つけることに歪んだ快感を覚えていることを自覚している。

見た目　人の好さそうなおじさん

父　「常に正しくありなさい。弱きものに手を差し伸べられるヒーローを目指しなさい。」
一代で財を成した偉人でありながら、それらを慈善事業への出資などに費やす清く正しい人間。晩年まで黒い噂が出ることが無かった。晶が25の頃、仕事中にテロに巻き込まれ妻と共に死亡。

母「正しいことをするのは簡単じゃない。けれど、あなたが正しいと思ったことをすることは出来るでしょう。」
多忙な夫を支えた妻。