容姿・経歴・その他メモ

『天狗突』と呼ばれる鋭い爪片を含んだ高速の突きと、軽い体に似合わぬ力強い投げ技やハヌマーンの力抜きで行う目にも止まらぬ高速移動が特徴のUGN支部長。
何よりも闘いとうまい飯を愛するよく言えば豪快でおおらかな、悪く言えば大雑把で考えなしな男。「〜だぜ！」「〜だな！」が口癖、よく笑う。
しかし自分が導くべきものや守るべきものの前では真面目になる。

元は格闘技が好きなただの高校生であったが、アイアン木場の最期の試合やTDK、ハイパー・バトルでの選手たちの闘いを見て格闘家になることを決意した。
その後、大学に通いながら世界中の道場を巡り、憧れの選手であった朝田昇や高石義生の道場を見つけて修行をつけてもらった。朝田昇からは組技や『神速』と呼ばれる高速移動術を、高石義生からは立ち技や投げ技を教えられた。
大学を卒業してからは『決して相手を壊さない』総合格闘技の選手として活躍し、憧れの宮沢熹一と試合をしたり(もちろんボロ負け)、ライバルである青山 大護(あおやま だいご)とであったりと充実した人生を送っていた。
しかし、3年前に大護との試合中に『相手に勝ちたい』という渇望によって互いにオーヴァードとして覚醒。観客を巻き込んでの殺し合いに発展し、UGNに取り押さえられた。
オーヴァードとなったことで格闘技を続けることができなくなり、失意の中で長政はUGNのエージェントとなったが、大護は『オーヴァードから戻るすべを探す』と言い残し、FHに入ってしまった。

オーヴァードとの闘いでは培ってきた技術の殆どが通用しなくなり、信条に反した殺しの技として天狗突を編み出した。
格闘家を引退したことや人殺しとなったこと、そして格闘技を諦めてオーヴァードとしての人生を選んでしまったことを今でも後悔しており、師匠たちや大護に負い目を感じている。

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