容姿・経歴・その他メモ

●プロフィール
氏名：黒雨　燈
ｺｰﾄﾞﾈｰﾑ：二重回転螺子
年齢：17歳
趣味：料理(練習中)・ラジオを聴くこと
好き：白米
嫌い：FH関係者
所属：FH七式独立行動部隊『バインドブラッド』➡未所属

●性格・人間関係
基本的には敬語口調。
常におどおどしているが、懐いた相手には時折口を滑らし生意気を言う。帰った後に言いすぎてないか不安になる。
反面図々しい。遠慮の塊を遠慮なく食う。奢られるときはしっかり頂く。黒雨隊長がそうすると喜んでくれたから。
割り切りが得意。そもそもたいていのことがうまくいくはずがないと思っているので迂回策、妥協案はしっかり用意している。それはそうとして思い通りにならないことがあると凹む。
ノリが良い。イベントごとが好き。好奇心が旺盛。
FH時代は経験できなかった日常を心いっぱい楽しんでいる。

▶未来
自分が不愉快な言動をした際にしっかりシメてくれるためわかりやすいから好き。
自分の方が強いと思っている。

▶八意
苦手。ただし苦手な理由は言語化できていないので本能的に避けている。

▶クラスメイト
積極的に話しかけたりはしないが、ノリが良い方なのと反応が面白いので逆に話しかけられることが多い。
特定の誰かと特に仲がいいわけではないが全員とそれなりによく話す感じ。
学校のイベントは率先して楽しむし、学外でも遊びに誘われれば着いてくるため可愛がられている。
最初はかなり警戒していたが、心の余裕が出てきた最近は｢わたしってもしかして好かれてる？｣みたいに考えられるようになってきた。

▶FH関係者
蛇蝎のごとく嫌っている。境遇を考えれば尤もなことだ。
隙を見せれば即殺しにかかることも厭わない。

▶UGN関係者
燈にとってUGNもFHも大して印象に差はない。レネゲイド関係の組織はそもそも胡散臭いと思っている。
UGNはまだ待遇がマシなので協力しないことはないが、自分の能力の検査はかなり全力で拒んでいる。

そもそも彼女はまだ、ようやく手に入れた心の平穏と自由を守ることで精いっぱいなのだ。

●戦術的特徴
▶ノイマン
ノイマンではあるものの、頭脳を利用した工作や支援よりも自分が前線に出る方が得意。
FHでの訓練や工作員としての活動経験を経て身体能力は非常に高い。
ノイマンとしての能力も戦闘時の判断や肉体の使い方に生かされている。
得意武器はナイフだが、ある物なら何でも使えるように訓練した。今はどこからでも槍が出せるので環境利用闘法は鈍っているかもしれない。一般人程度ならワーディングなしでも素手で殺せる。

▶ミストルティン
ある一件にて投与された正体不明のレネゲイドによって覚醒した。
顕現させる武器は穂先がドリルになっている槍。ドリルは二段になっており、それぞれ逆方向に回転する。一段目となる先端を射出することもできる。
本来燈に投与されたミストルティンの因子では別の武器が発現するはずだったが、不明な理由によって現在の形になっている。

●生活
UGNの支援もあり現在はG市内にあるアパートで一人暮らししている。チャリ通。
”丁寧な生活”に憧れて色々試している途中。料理をするのは楽しいが、人に振る舞う腕前ではないなと思っている。
アクティブ気質というよりは好奇心であちこちに出かけている。飽きてきたら家でできることも探し始めるだろう。
月に一度以上は必ず翠を含めた部隊員の墓参りに行っている。墓はG市内にあり、他のUGN関係者も多く埋葬されている。遺体は回収できなかったため、墓には彼らの装備品が収められた。

●経歴
元FHの工作員。七式独立行動(使い捨て前提)部隊で最も長く生存した隊員。
出自こそ一般的な家庭だが、物心つく頃にはFHで教育を受けていた。
成績は最低クラスだったため使い捨て同然の独立行動部隊に配属されるも、当時の部隊長によってOJTを受け戦闘面では実力を発揮できるようになった。
部隊での戦術的役割は警備や戦闘力の無力化と時間稼ぎ、殿を務めることも多かった。
G市で起きた動乱の際にFHから離反した部隊長によって"回収予定のサンプル"と共にUGNに預けられ唯一生存した。
元はノイマンのピュアブリードだったが、部隊長によって投与されたサンプル：試験片Gによって正体不明の新たなシンドロームを併発。現在はミストルティン/ノイマンのクロスブリード。

●独立行動部隊
FH日本セルが活動する際に利用できる工作員(下っ端)部隊。
チルドレンとして教育、訓練された子供たちのうち、出来の悪い者が配備される。
工作員は作戦限りの使い捨てが基本であり、より危険度の高い任務での露払いや自爆による設備破壊等に用いられることが多い。
部隊によっては実験体としての用途もある。

七式部隊も例に漏れず危険な任務に動員されることが多かったが、当時の部隊長、黒雨翠の指揮により70%を越える生還率を達成していた。
G市での一件に動員された七式部隊はその時点での人員の半数を失い、尚も無理な注文を付けるFHに対し腹に据えかねた翠の指示で離反。
なし崩し的に燈をUGNに預け翠ほか残存部隊委員は全滅した。

●サンプル；試験片G
G市の研究機関で試験にかけられていたEXレネゲイド反応を示す鉱物の破片、および抽出された液体。
発見されたのはドイツの郊外の荒野。ある種のレネゲイド反応に対し強力な加害性を示していた。

折れた魔剣グラムの破片。グラムはその後鍛えなおされたため完全な状態が現存している。
本来、子の破片を媒介としてミストルティンを発症した際にはアーキタイプとしてグラムの形状と特性が発現するはずだったが、燈が生成したのは穂先がドリルとなった槍。
燈は回転、ドリル、槍など全く縁もゆかりもなくどのような経緯でこうなったかは現状不明。ただし使いこなしている。

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