あなたはどこにでも存在する定命のオーヴァード「達」だ。
定められた命の中で世代を超えてもあなた達はたった一人の不老不死者と関わっていく運命にある。

※PL補足
このハンドアウトを取得したPCの命には必ず限りがある。
非オーヴァードである人間と同様に歳を取り、そしていずれは死ぬ。
よって三話すべてにおいてDロイス「古代種」を取得不可とし、またワークスのレネゲイドビーイングの指定を不可、その他不老不死や長命など、人間の平均的以上の寿命がある設定の一切を使用不可とする。
キャンペーン中は各話によってPCを作成、合計で三つのキャラクターシート、三人のオーヴァードを作成する必要がある。
簡易的な設定としては、第一章は伴侶を亡くし、異能力に目覚めた息子を抱えながら村で過ごす覚醒枠の人間。
第二章は第一章【定命者】の孫にあたる、一年前に覚醒したオーヴァード。
終章は最後の人類であるオーヴァードとなる。
全ての章で特殊な設定が付与されるため、三話全てのキャラクターシートを新規で作成することを推奨する。
PLは基本ルールブックの他、『上級』の所持を推奨する。

伴侶を亡くし、異能力に目覚めた息子を抱えながら村で過ごす人間（覚醒枠）

ワークス/カヴァー：任意/任意
ロイス：我が子（推奨感情：P庇護/N任意）
指定：キャンペーンハンドアウト内容に加え、ワークス/カヴァーにUGN関係者、FH関係者、ゼノス関係者は不可

あなたは日常を生きる平凡な一般人であり、そして半年前に誕生したたった一人の息子がいる。
だが息子は異形とでも呼べる見た目をしており、その上半年前の出生時に発生した異常な事故によって伴侶を亡くす。
事故の惨状から途方に暮れていたところを十八番村の村長を名乗る男に助けられ、十八番村へ身を寄せること半年。
他人とは異なる見た目、能力を持った人間の集まりなのだという十八番村に迎え入れられ、あなたは我が子の成長を見守っている。

※PL補足
覚醒シーンまでは村の診療所で親子ともに世話になりつつ住み込みで診療所の手伝いをすることで村の居住権を得ている。
また前述の通り伴侶はシナリオ開始時にすでに死亡している。
PCが完全にオーヴァードとして覚醒するのは『ミドル戦闘の直前』である。