長髪の青年。

生命力を強さに変える能力。活力を失う代わりに、剣の強度・切れ味を上昇させる。

常にルーカスを手放さない。街中でも光学迷彩を用いて不可視にしているほどだ。

貴族の家系に、跡継ぎとして生まれる。
かつて一族にレネゲイドを用いて戦功を挙げた者がいた、と伝承に残されていたためだ。兄弟ともに被検体となり、クラウスはオーヴァードに覚醒。その際にルーカスを失っている。
能力を用いて家を乗っ取った。

……記録によれば、実験により死亡したのは双子のうち兄である"クラウス"である。つまり現在クラウスを名乗っているのはルーカスだが、本人にそれを指摘しても理解しない。
暴走時のみ、少しだけ思い込みが解けるようだ。尤も、著しく狼狽した彼に真実を伝えることは難しいが。

ありがとうございます。研究所に資料が残っていてなによりでした。
記憶が混濁しているのも、"遺産"の影響なんでしょうか。あの剣は強さを求めるとか聞きましたけど、必要な要素がルーカスさんには足りなかったから、クラウスさんだと思い込ませている、とか……。それに、生命力を吸うって噂じゃないですか。宿主を殺して成り代わる寄生生物みたいなモノ、厄介ですよ。
"遺産"所持者ながら長いことレネゲイドが安定している例として引っ張りだしてきましたが、本当に大丈夫か……。うーん。また彼に出会った方がいたら、現状についての情報をいただきたいです。

──"百眼の狩人"の要請

クラウスの逆ってリュカだったりルークだったりするじゃないですか。だから自分もやってみたくて作りました。『悪童日記』シリーズが由来だったりするんですかねこのアナグラム。
「心の闇を視る」誰かさんとは反対に、「自分の心が見えないからの捨て身」です。さとりこいしみたいなもん。

（出典：『』/項目「」）