『孤独蟲毒』はFHセルから救出されたオーヴァードの少年です。
遺産　大分類『鬼切りの古太刀』を継承しており、本人の戦闘センスも相まって相応の戦闘能力を有します。
UGNに救出された際に記憶を全て失った状態であり、FH時代の事も含めて記憶がありません。
一般常識など、社会生活に必要な知識は有しているので、日常生活に支障はありません。
メンタルケアの必要性は認められませんが、若干不安定な面が見られます。

キュマイラ/ブラムストーカーのクロスブリードとして白兵戦に長けたオーヴァードです。
UGNイリーガルとして登録されていますが、CNはFH時代に名付けられた(別途資料参照)ものを継続して使用しています。
本人曰く「昔の事を思い出せるかも知れないし、FHでも知ってる人がいれば話が聞けるかも」との事です。
しかし、過去の記憶に執着している様は見受けられませんので、新しいCNを覚えるのが面倒なだけかもしれません。
また、遺産の能力と彼のレネゲイド能力によって、彼は他者の記憶を消去する能力を持っています。
取り扱いには十分注意して下さい。

記憶が無い故に、他者との繋がりを求める少年。
しかし本人の才能が『記憶の消去』に特化している為、自分に関わった人も何れは自分を忘れてしまう、或いは自分がその記憶を消さなければならなくなる可能性に恐怖している。
それ故、他者と強い繋がりを持つ者に嫉妬と羨望を抱き、その記憶を奪う任務は(それが善ではないと理解しつつ)どこか優越感を持ってしまう。そしてその事自体に自己嫌悪に陥り、また他者を羨んで…の負のループ。

コミュニケーション能力は年相応だが、前述した負のループから「面倒になったら自分の事を忘れさせれば良い」という悲観的かつ独善的な思考を持っており、他者に対してずけずけと物を言いがち。

FH救出時に大量の現金を保有していたが、勿論本人は出所を覚えていない。
記憶に繋がるものではないか、と思ってはいるのだが…。