両親もUGNの人間。生まれつき、家族全員オーヴァード。
兄も別の支部で支部長をしていた。全く別の任務中に昔、死亡している。
妹に兄の死のことを、ショックを受けるかもしれないと、幼い彼女には「きっといつか帰ってくる」と、嘘をついた。
しかし、数カ月たっても帰ってこなかった兄。
ある日、晴真と両親が兄の死について話しているのを妹が聞いてしまい、妹と大喧嘩になる。
「嘘をつかないで欲しかった」
彼女のことを思ってついた嘘が余計に彼女を傷つけてしまったことを気にしてしばらく絶縁状態になっていた。
現在は妹とは連絡が取れるまでには和解し合っている。
和解の証にとネクタイをプレゼントされた。自分を律したい時や気合を入れなければいけない日などは使用している。

それからは決めた。
優しい嘘も結局は傷つけてしまう。
それなら包み隠さず、真実を話すべきだと。
隠すのは止めよう。
話したことで自分が不利益を被ったり、攻撃される対象になってもいい。
他の誰かが嘘に傷つくのはもう見たくない。

温和な性格。支部員たちを家族のように思っているし大事な存在だと思っている。
兄を昔亡くしたため、自分がしっかりしなければという気持ちがある。
家族や兄弟、仲間に対して想いが強い。
多分フレンドリー。
真壁博人の件に関しては、自身の兄の死と重なってしまい、らしくない発言とかするかも。
あと自分の立場を弁えて、私情は挟んではいけない、と。
ただ、真実は告げる。
自身の感情には蓋をして。

ヘビースモーカーではないけど、支部長になってからストレス溜まったりしたら、気分転換にタバコ1本くらいは吸いに行きそう。1～2本/1日くらい。

気持ちをリセットしたい時、何かを決断する時には眼鏡を一度外して目を閉じて。
一つ呼吸をして、気持ちを鎮めたら眼鏡をかけ直して口を開く。
自分の気持ちや感情を飲み込む時や、冷静にならなければいけない時にやる癖みたいなもの。

本当は心の中に、強い感情は持っている。
龍のように、強く揺るぎないもの。
ただ、それを野放しにすれば支部長は務まらないし、支部員たちに混乱を招いたり迷惑をかけてしまう。

本当は、死の烙印なんて、一番自分が押したくなかった。
けれど、仕方がなかった。
自分が安易に「博人が生きているかもしれない」と言って他の人に淡い希望を持たせて、もし本当に死亡やジャーム化していたら？
ジャーム化した彼と戦わなければいけなくなったら、どうする？
それも危惧している。

探し出したいのは当然だが、他の任務や現れている「扉」についてもどうにか調査をしなければならないのだから。

きっと烙印を押した日は誰も見てないところで一人、悔しい思いをしてる。
「無事を祈らなければならないのに、死亡の扱いにして、すまない」
もし生きていて、戻ってきたら、殴るなり、罵倒するなりしてくれ。
書類上、お前を殺したのは、俺なんだから。

真壁博人を後輩として、気にかけていたし頼っていた。
彼の性格や過去を把握しているため、彼が過去に助けられなかった命があることや、彼の正義感に正直なことも頼もしく思っているし共感している。
しかし、どこか危うさも感じていて彼自身の命も大切にして欲しいとは思っているが言ってはいない。
「誰も死ぬことのない世界」のために突き進む真壁博人に希望の光のようなものを感じていた。

そんなある日に任務に行った彼が、連絡もよこさず音信不通になった。
これはおかしい。
心配だった。不安だった。
戦場に部下や仲間を送って、無事を祈って帰りを待つ。
彼ならきっと、無事に任務を終えて帰ってくる。
でも、いつまで経っても、連絡も、無事な姿も見えない。
本当は投げ出して彼を探しに行きたかった。

けれど、自身の仕事を放棄して感情的に動くのは、支部長としては得策ではないと。
自分で自分の感情に蓋をした。
冷静に支部長として真壁博人に死亡の烙印を押した。

どこか心の中では彼は生きているんじゃないかと思うが、自分がそんなことを言い出してしまってはいけないと。
責められてもいい。
彼のことを言われたら、感情を押し殺して冷静に言い放つ。
本当はPC2やPC1、雛ちゃんと抱く感情は違うだろうけど、同じくらい探しに行きたいし無事を確かめたい。

支援特化型！
風のように素早く動いて突風で翻弄。
足元の地面も波打たせて、大地を龍に象らせて相手の体に噛み付き、動きを封じる。（判定ﾀﾞｲｽを減らす）
支援や援護系は風の演出で。