容姿・経歴・その他メモ

「世界は広い！　例え20年経った今でも、果てしない！　そうだよね姫！！！」
「わかったから耳元で大声を出すのはやめなさい」
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<容姿と名の由来>
白いスーツに身を包んだ青年。
170cm程度の身長だが、白いスーツを着ているため大柄に見える。
名前の由来は黒髪で黒目、それ以外に特徴がないからという理由でFH時代に仲間内から付けられた。

<趣味>
世界の広さに常に憧れており、目に見える草花や名所があると絵を描き始めるぐらいには好き。ただあまり上手ではない。一番描き慣れているのはアストレアの似顔絵。よくダメ出しをされている。

<出自>
元はFHに拾われており、そこで遺産の適合実験を受けた。
遺産の適合実験は過酷を極め、生きるために同じ年齢のチルドレンと戦い続けた。
そして、ただ一人生き残り、永劫の契約を結ぶ存在と出逢った。

<遺産>
名は焔剣アストレア。長い髪を束ね、絢爛華美な衣装に身を包み、目鼻立ちがハッキリとした美女。
元は一国の姫君だったが、とある理由で剣となり、遺産として扱われた。本人は『罰よ、一生分のね』と言っている。
かなりツンケンとしており、扱いが難しい。プライドの権化。よく怒る。
基本的に棘がある態度だが、唯一態度を軟化させる時がある。ご飯の時である。
例え目的外のことであってもご飯が絡めば寄り道もやむなし、食べられる草木があれば「それは美味しいのかしら」と聞く。
真剣な話の最中でもしっかりご飯は完食する。
世界に関して広く知っており、クロに世界を教え興味を抱かせた張本人。

<逃亡とジャーム化>
遺産を持ちUGNへと流れた。重宝はされたが、望まれたことに全て応じその力を酷使し続けたせいでジャームと化す。本来は殺処分だったが、アストレアの命を賭けた嘆願のお陰で一命を取り留め、冷凍処分となる。
その間、姫はずっと眠りについた従者をただ一人待つ。
例え、一年、十年、百年、或いは千年が経ったとしても。ずっと、ずっと。
そうして起きた時に「ようやく起きたのね、主を待たせるなんてとんでもない不敬だわ」と、とびきりの悪態をついてやるのだ。

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<スーツの理由>
『FHに顔が割れてるから隠しなさい』とアストレアに言われてクロは全身を隠した。アストレアは呆れた。
だが名前を問われると自己紹介をする。包み隠さない、アストレアは呆れた。

<思い出の一品>
FH施設にいた際にクロが唯一得ていた趣味、絵描き。その技を活かして丹精込めて描き上げたアストレアの似顔絵。渾身の一品、だがクオリティは下手という他ない。
アストレアが所持しており、「大事なの？」と聞くとめっちゃ早口で否定する。「下手すぎてあまりに哀れで可哀想だから持ってるの」と言っているが、「下手だね」と同調するとめっちゃキレる。「は？　味があるでしょ味が」とか言い出す。

<疼く衝動>
殺戮の衝動を内に秘めており、戦闘時には色濃くそれが発揮される。
ジャーム化の名残からか、その衝動は強くなっており、アストレアの声掛けにも応じないことがある。

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