中等部までのオーヴァードとしての能力は血液による武器強化のみだった。
“マスターブレイド”との死闘を経てウロボロスに覚醒、武者のような姿のアヴァターが現れる。
戦闘ではアヴァターを向きとして身に纏い剣術を用いて戦う。射程は自由自在。
アヴァターのは『断影(たちかげ)』という名を付けた。
また、戦闘時の思考速度も非常にはやくなった。

生まれはアメリカ。日本人の母とアメリカ人の父を持つ。
幼い頃にブラム＝ストーカーのシンドロームに覚醒、父の意向でテンペストによる能力訓練を受けることになる。
厳しい訓練が嫌になり逃走、ストレスからジャームになりかけるが、UGNに保護され母と共に日本へと移住。
母方の実家で剣術を学び、UGNでRCを鍛える日々を送った。

11歳の頃にUGNでテレーズと出会い友人になる。12歳になった頃、中枢評議員になったテレーズから『アカデミアに潜むFHの動向を探って欲しい』と頼まれUGMイリーガルとしてアカデミア中等部に進学。
アカデミアの内情に関わりやすいと言う理由で生徒会に所属した。
テレーズとしては、レネゲイドの所為でつらい幼少期を過ごした刀華にレネゲイドを気にしなくてよい日常を過ごして欲しいという友人心もあった。

ランクはC。これは中等部の能力試験でオーヴァードとしての能力は血液を扱えるのみで強力なエフェクトは扱えないと判断されたため。
ウロボロスに目覚めた後の能力試験では力を隠している。
Rファイトでは、幼少期から鍛えた剣術と武器強化でかなりの成績を残した。生徒会としての威厳を保つために頑張った。

中等部の終りに生徒が襲われいる場面に遭遇し、助けに入ったことで戦闘になるが実力差は歴然、殺されそうになる。
その時、ウロボロスの覚醒と共にアヴァターが現れ、“マスターブレイド”に一太刀を入れたことで見逃された。
それからは“マスターブレイド”による被害者を増やさない為、テレーズの頼みでもあるため、ＦＨの動向に目を光らせている。
敵を倒す為、剣の腕を上げるために剣道部の練習に参加した際、手合わせをした剣道部主将、御剣玄弥(みつるぎ・げんや)から“マスターブレイド”と同じ太刀筋を感じ取る。
明確な証拠が無いため泳がせてはいるが、その正体に確信を持っており、いずれ来る決戦の日に向けて、剣の鍛錬を続けている。