容姿・経歴・その他メモ

レギュレーション：基本・上級・EA・LM・RW・IA

UGNチルドレン育成専門支部・エティマシアの支部長兼チルドレン教官。
茶色のロングヘアーとコート、少々うだつの上がらない空気感を合わせ持つ女性。
かつてはUGNの戦術立案専門部隊の優秀なエージェントだったが、とある作戦を境に部隊を辞めチルドレン教官へと転じた。

性格は良く言えば淡々とした、悪く言えばぼんやりとした落ち着いた人物。
教官としての激務と後述の能力により、快活に振る舞う気力が残ってないというのが実情。
ただ、「戦闘や任務の準備」「生徒のための行動」に関わる時は人が変わったかのように真剣となり、いかなる状況であっても決して手を抜かない。
余談だが、生徒が居ない時の友人や同僚の前でだと遠慮がなくなり、少し皮肉屋な一面も覗かせる。

能力は「処理能力・情報転送/時間知覚」。情報を処理する能力・情報そのものを、他人ないし自分に向け転送する能力。
他人へは通常の脳では認識できない時間知覚の情報を送りつけることで処理能力への負荷や混乱を起こし、未来の自分へは処理能力を送ることで戦闘時の戦況解析や予測能力の強化を行う。
未来の自身に対する処理能力転送は常に行っており、彼女が普段からぼんやりしているのはこの転送により脳のリソースを一部消費しているからである。
欠点として敵に対し直接的なダメージは与えられず、この能力だけでは決定打になりえないことだろう。

彼女がチルドレン教官へと転身した理由は、数年前のマスターエージェント討伐作戦にある。
特殊な能力・圧倒的な戦闘力を持つ討伐対象に対し、自身を含めた十数名のエージェント・チルドレンによる強襲作戦を立案。
予測ではほぼ戦果は上がらないと想定されていたが、相手能力の弱点を突く戦術・メンバー間の連携・天運の味方もあり討伐に成功する。
……ただし、たった一人だけチルドレンの犠牲者が出た。そして、その一点が彼女の分岐点であり、出発点である。

履歴

※ネタバレ注意
・常に100点満点を取れる人間はいない。くだんない抜き打ちテストで世界は少しでも足を引っ張って来ようとする。
　それでも、祝福や、きれいな景色や、幸福があるものこの世界だ。
　幸せだったら終わっていい訳でも、不幸だから終わっていい訳でもない。解答欄は、全て埋めなきゃ0点確定だ。
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