ノストラダムスの大予言を初めとした「予言」。
それは数多の法則性によって導き出された「未来の結論」。または、ただの憶測によって生み出された偶然の産物。あるいは、神からの御言葉。神託。
○月○日に大地震が！
xxxx年に人類は滅びる！
それは、ある種の期待、好奇心等から来るものでもある。
もし、それを叶えられるとしたら、君は何を叶える？

年齢:不明
まだテレビ放送が普及しきっていない時代。あるいはそれよりも前に蔓延っていたフェイクニュース。
人々の不安を煽る事は視線を集め注目されることにおいてはとても優秀である。そして、そのフェイクニュースの信憑性を上げ、かつ現実味を帯びさせる事が出来る名詞。それが「予言」だ。
御琴は人が人と伝えた予言、そして多くの人々が信じた予言から生まれたRBである。
いつから御琴がそこにあり、どこにあったかは不明である。
ただ、明確に人としての形を成したのは面影島事件以降…つまり、RBが頻出するようになった後である。
人の情報を集めるのならば人の姿が適切であり、身寄りのない人が最も過ごしやすい環境が整っているのは日本である。と推測した御琴は、自身を「桜井 御琴」と名乗りUGNへと加入した。

毎朝3つ予言をする。
その日に起こること、将来的に起こること、いつかどこかで起こることの3種類だ。とはいえ、毎度100%の予言をしても面白みに欠けるので、的中率が100%or50%or0%のものをランダムに振り分けている。毎朝の朝礼でこの話をするのが定例であり、支部の面々も聞いたり聞いてなかったり。
支部のメンバーとは基本的に仲が良く、休憩中はメンバーを占ったり予言や預言について議論を交わしたりしている。

見た目は女であるが、性別は不明。
一人称:ボク
二人称:君(キミ)
三人称:○○君、○○ちゃん。呼び捨ては基本しない。

「予言のRB」という性質に引っ張られたのか、レネゲイドの性質も若干変異している。
それは特定の場合に限り「当たる可能性」を「当たるという確定事象」に変化させるものである。故にメタ的な視点で言えばダイスを振りこそするものの、回避されることは無い。
ただし、「特定の場合」とは予言の事を指す。つまり過去に予言している場合にのみ効力を発揮することとなる。例としてはコンボが正にそれである。「星が降る」という予言をする事によって味方の攻撃時に自身の魔眼を星として落とし、それを敵に当てるという1連の動作が確定されたものになる。
これは威力が高いものやレネゲイドの力をより必要とするもの程難易度が上がる。その為、黒星粉砕を使用する為には何週間〜何ヶ月前から未来に起こる事実を肯定しなければならない。
「予言のRB」とは言うものの、能力面で見れば予言が的中しているのではなく、予言によって確立された事象を起こしている…と言うのが正しい。正しい予言をしたからそれが起きるのではなく、それを起こしたことで過去の予言が正しく機能していた事になるのだ。
この能力(予言による可能性→確定事象への変換)は事前の予言の必要性から、日常的に、また恒常的に使用することはできない。また、レネゲイドが干渉しない部分では当然使えない。