容姿・経歴・その他メモ

PC3が支部長を勤める支部にて働くUGNエージェント。
交通捜査課（暴走族対策室）に所属する警察官でもあり、UGNに不都合な情報、またはFHとの戦闘による交通記録に関する処理を担当している。
荒っぽく強面の中年男で、本人も粗忽な性格を取り繕いもしないが、趣味はテディベア集め。
テディベアに関する知識が豊富で、自宅にはマニアが羨むほどのテディベアが集められているとか。
また、意外にも嫌煙家で、ココアシガレットを常備している。

有するシンドロームは至って単純で、竜に変身するだけの単純なもの。
鱗は鋼よりも強靭な硬度を有するほか、その一枚一枚に斥力が生じ、あらゆる打撃を押し留めるため、本人は防御役に徹することが多い。また、変幻自在な長い尾で遠隔から味方を防御することができる。
本人曰く、「蛇なのに毒もなんもねぇンだぞ？ 俺は攻撃(ステゴロ)してぇのによ……」とのこと。

かつて、公安一課の特殊犯罪調査室と自衛隊のストレンジャーズの動向を探り、UGNに報告するという任務を負い、自身がオーヴァードであることを隠し、10年以上"内通者"として勤めていた。
しかし、3年前、局所的なFHとの抗争によって春日恭二と交戦せざるを得なくなる。その際、オーヴァードであることが特調に知られたかは定かではないものの、「これ以上の潜伏は身の危険を伴う」と自ら申告し、警備部（公安一課）から現在の交通捜査課へと転向した。それと同時に、UGN日本支部から現在の支部へ移籍となった。

……というのが、本人の語る『経歴』であるのだが。
生まれながらのオーヴァードである鳳が、何故、情報操作系のシンドロームでないにも関わらず10年以上も特殊犯罪調査室やストレンジャーズに気取られずに活動できていたのか。
そもそも、そこまで狡猾に組織に潜伏していた男が『局所的なFHとの抗争』とやらで、正体を明かす可能性のあるような危険に巻き込まれたのか。
――本当に、『"不壊の鐵蛇(ヨルムンガンド)" 鳳 夏織』というUGNエージェントは、UGNの味方なのか？

「都合のいい方に考えとけ。真実なんざ、そんなもんだろ」

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