「……自分で始めたこととはいえ。
なんでこの俺様が、こんなバカを演じないといけないんだ」
「バカが直感だけで物事を上手く運べるなんてある訳ねぇ〜だろッ！ 全部俺様の計算の内だっつうの……！」

上記の性格は、レジスタンスリーダーをやる上で作り出したもの。本来の性格は、悪人では無いが傲慢。

人間を装っているが、レネゲイドビーイング。かつて自分の身体を改造しUGNの一員として働いていたブラックドックのオーヴァードが、FHとの戦闘で命を落としたが、その怨念がレネゲイドビーイングとして再度命を甦らせた……わけではなく。
そのオーヴァードに生えた『苔』が、機械の体に残っていたレネゲイドウィルスに反応しオーヴァードとして覚醒した。
『苔』の名前はFunaria=hygrometrica、和名を『瓢箪苔』。ヒョウタンゴケには金や鉛などの重金属を取り込む性質があり、オーヴァードに覚醒したフナーリアは、すぐさまオーヴァードの亡骸を我がものとした。そして、機械に残っていたデータすら取り込み、より強力なレネゲイドビーイングに進化した。
しかし、生前のオーヴァードの性格が影響したか、独自の進化を遂げたという成功体験からか、自信過剰で思い上がりやすいところがある。

『瓢箪山』が持つカリスマ性も、作戦も、戦闘方法も、誰かを庇う行動も、全て彼の計算の上でのこと。
性格を偽っている理由は、自分が元副生徒会長であった事がバレるリスクを少しでも減らすため。(バカを演じていれば元生徒会だと考えられることすらないだろう、という考えのもと。)
生徒会の面々の前では、本来の傲慢な性格で過ごしていた。

学園D.C.生徒会の面々のことはなんだかんだ仲間だと思っており、特に紅蓮のことは尊敬していたので、
今回の一件に関しては何一つ納得していないしだいぶ怒っているし、寂しくも思っているのでとことん真実を追求する所存。