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ライフパス

出自		双子の姉がいた。姉はいわゆる搾取子で、自分は愛玩子だった。というのも、姉は障害があり、言葉が遅かったから。それで明らかに差をつけて育てられたが、彼女は姉を見下しながらも彼女なりに大切にしているつもりだった。両親から救いたくて何度も話をしに行ったし、明らかに異常な両親よりも信じられる相手だった。大好きだった。……しかし、小学三年生の頃、姉は首を吊って自殺。その遺書には、自分を含めた家族への恨み言が延々綴られていた。
双子
経験		姉の死後、凄惨な虐待事件として世間に取り上げられた。今まで友人だったクラスメイトたちが、手のひらを返して「最低」「クソ女」と罵った。一緒に暮らすようになった祖父母にも「なんで助けようと思わなかったの」と何度も聞かれた。そんな生活で疲弊し、自殺しようとしたところでFHセルリーダーと出会った。彼は自分の全てを肯定し、君は悪くないと言ってくれた。救ってくれた。だから悪いのは世間なのだ。
FHへの忠誠
欲望		友達も、姉も、信じた絆は全部〝偽物〟だった。くだらない、なんてくだらない！ただの独りよがりのおままごとじゃないか！　……そうとも知らずに綺麗事を吐いてのさばる連中が気に入らない。だから分からせてあげる。あんたたちが絆と呼ぶそれごと殺してあげる。その絶望しきった顔が可愛くて、満たされて、興奮するから
殺戮
覚醒	侵蝕値	彼は言った。「君には力がある」。レネゲイドウイルスについて教えてくれた。どうやれば嫌いな奴らを全員ぶち壊せるのか、丁寧に優しく教えてくれた。覚醒させてくれたのは彼だ。
命令	15
衝動	侵蝕値	信じていたものに裏切られる顔はたまらない。何よりの快感だ。信念とか理想とかがある訳じゃない、ただ気に入らないから、気持ちいいからいたぶるだけ。
加虐	15
侵蝕率基本値	30