東南アジアの何処かのセルで拾われた孤児。
そのセルで遺産継承者の実験体として他の孤児と共に管理されていた。
彼は両腕を切り落として接合した『銀色の腕』と適合。契約者の魂を喰らう義手は、強靭な魂を持つ孤児を契約者に選んだ。
その際、オーヴァードとしても覚醒。強靭な肉体能力を以て敵を殴り殺す獣の様なオーヴァードへと成り果てた。
武術や体術の覚えは一切無い。1発当たれば相手は死ぬのだ。そんなものは必要ない。

しかし、彼のセルはUGNイーストの東南アジアセル撃滅作戦において壊滅。
唯一の生き残りとなった彼は現地FHエージェントの手引きで日本へと亡命。
その後、その強大なレネゲイドと遺産の力を見込まれてFHセルを一つ与えられるに至る。

強靭な肉体と、レネゲイド。そして遺産の力により尋常では無い肉体能力を誇る彼は只管に暴力的であり快楽主義者。
気に食わない事があれば殴る。面倒な奴は殴る。例えFHの仲間であっても、それは変わらない。
CNは当時のセルリーダーが直々に名付けたものであるが、小難しい名前を嫌っており『キング・ヴェイダー』なる
素っ頓狂な名前を自らに名付け、それを名乗っている。

日常生活で特に困った事は無い。警察等に捕まれば、殴り殺して立ち去れば良いだけだからだ。

武闘派のオーヴァードばかり集めた狂犬の群れの様なセル。
ヴェイダーは暴力と自らの生き様で荒くれ共を纏め上げており、一定の支持は得ている模様。
尚、セルの名前は数少ない事務処理を担当するエージェントが名付けた。
奇跡的にヴェイダーにその名前は気に入られ、そのオーヴァードは殴り殺されずに済んだ。

因みに、名前が決まるまでに3人死んだとか。