歌はそこそこ。踊りもまあまあ。アイドルとしては可もなく不可もなくのユメ。
しかし彼女が行う唯一無二のパフォーマンスが存在する。彼女が手掛けたいくつかの曲の中には空白の箇所があり、その部分をライブ中にギターを持ちだして即興のアドリブギターソロで埋めるというパフォーマンスを行う。聞く度にメロディーが変わるそのスタイルに魅せられたファンやリピーターも多い。

プロポーションはかなり恵まれている方で、E～Fカップはある。そっちを目当てに見に来るファンもいるらしい。
本人としてはそれが切っ掛けでもグループを知ってくれることが嬉しい、と苦笑いを浮かべながら語っている。

一人称:私
二人称:〇〇くん、〇〇ちゃん
三人称:あの人

ファンのことはオタクくん/ちゃん、他アイドルのことをアイドルくん/ちゃんなどと呼ぶ。

UGNが討ち損ねて逃亡したジャームが街中で毒物を散布する事件が起きた。
偶然、そこに居合わせてしまった夏橙涙美とその友人、春兎ユメミは毒物の影響で生死を彷徨うこととなる。
何とか一命を取りとめ、目を覚ました時。隣にいたはずの友は助からず、涙美に遺ったのはオーヴァードとなった肉体と友達のギターのみだった。

毒物の影響が残っているのか、オーヴァードに覚醒してから涙が止まらなくなっている。
彼女は悲嘆に暮れる暇もなく、友との夢を追い続ける。ただ、前を向いて歩み続ける盲目的な人間に変わってしまった。
常に微量のアドレナリンを身体に巡らせて、未来の不安や過去の悲哀を思い起こすことのないように、ただ前を向き続ける。