▶プロフィール

▶性格とか

曖昧だが愛に溢れた蒙昧な少女。
大抵機嫌がよく、怒ることはほとんどない。
あまりいろんなことにこだわりがないのか、恐ろしいほど世話を焼かれて育った故か、抜けているところが多い。
行動がのんびりで、人を待たせることになんの罪悪感も抱いていない。
よく言えばマイペース、悪く言えば自己中心的な性格。本人に自覚はないようだが……。

カラーコード：#fdeeef　桜色

▶過去

それは、ある宗教施設で生まれた幼子であった。
そこでは、黄金の目と無垢の色の髪は、神に愛された子であると信じられていた。
そして、神に愛された子を起こすには、ある決められた儀式が必要とされた。
その儀式というものは『一度その幼子を殺すこと』一度殺したうえで、その神が人に伝えたという蘇生方法でよみがえらせると、その幼子は正式に『神に愛され、神の力を継ぐ子』になるらしい。
祝福され生まれ落ちた彼女は、その儀式を行われた後、不思議な力を発現した。

親の顔も、ありきたりな家族の形も知らぬまま、彼女はその宗教施設で何よりも大切に育てられた。
何もかもを与えられ、なにもわからずとも彼女は信仰であった。

自認がはっきりし始めてからは、普通の少女のように学校にも通うようになった。
人との関わりは、信者からの吟味の目があるものの、その中である程度の常識を身に着けた。
監視の目は合ったものの、こそこそと隠れて関わった者たちもいた。
水城美香もその一人である。

▶儀式について

3歳ほどまで育てたあと、身体を清められた剣で貫き、命を奪う。
一度人としての穢れを血と共に排出することで、神性を確たるものにするというもの。
昔は記憶の処理を行わなかったものの、儀式の事を思い出し、狂気に陥る者が多かったため今の形になった。

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