・白銀に近い淡色の髪を肩口でまとめ、目元を隠す電子ゴーグルを常に装着している
・黒を基調としたタクティカルなロングコート風制服。内側に戦闘補助インターフェースが内蔵されている
・手にはデータパッドやモバイル端末、腰に機械式のコードユニットを常備
・私服時も仮面（ゴーグル）を外すことは少なく、素顔を知る者は少ない

・合理主義を信条とし、常に効率・成果を重視した言動を取る
・しかし実際には「心」を切り離せず、それゆえ“仮面”を被り続けている
・支部長としての責任感が強く、誰よりも“人間”を信じ、見守っている
・独り言癖とおしゃべり好きの兆候あり。「対話による掌握」を好み、長話になりがち

・N市UGN支部長。仮面（電子ゴーグル）越しに都市の治安とレネゲイド事案を管理する
・外部との交渉・説得を得意とし、警察や那須看護官などと連携して“日常”を維持している
・本来は事務方であったが、過去の事件により現場指揮官へ異動。記憶管理と処理能力に長けている
・過去、危険なジャームの記憶処理・封印任務に関わったことがあり、その後遺症を自身の中に留めている
・好物はチョコとドーナツ。

　彼女が“合理”を語るとき、それは“逃避”でもある。
「感情は捨てた」ではなく「感情は邪魔だ」と、繰り返し自己暗示をかけてきた。
本当に信じたいものほど、遠ざける方が“楽”なのだ。

ゴーグルの下の素顔は、過去に行った記憶改竄の罪悪感と未練が刻まれている。
そして、自らの手で記憶を改竄した“少年”――佐藤和也――に関する記録は、封印されている。

合理を選ぶのは、“非合理”を知っているから。
“仮面を外せない”のではなく、外すと壊れてしまうから――。

★
・電子ゴーグルは常時装着。視覚補助・解析機能が備わっており、素顔を隠している
・“記憶処理能力”は高精度であるが、使用時に自身の神経負担がかかるため後遺症が残る
・過去に記憶を削除したジャームの記憶残滓を一部自身の脳に取り込んでしまっている
・仮面越しに対話する際は「演じる支部長」を意識しており、口調と態度が切り替わる
・ときおり長話になるのは、無意識の「繋がりへの渇望」の現れである

※補足
：セッション中に解決しても良い設定→支部長としての孤独、感情への揺らぎ
：セッション中に解決したくない設定→佐藤和也との過去、記憶処理の“失敗”