キャラクター

いい加減な発言や態度をする割に、面倒見がよく苦労性。
必要な選択であれば、嫌われ役だろうと自分で全てを背負ってしまうきらいがある。
UGNの任務中に仲間を裏切る選択をしてしまい、この出来事が嘉波を責任感と自己嫌悪に縛り付けた。
一方で、その経験から彼は判断力を更に磨き、仲間を守るための冷静なリーダーシップを身に着けることとなった。
自分と同じように巻き込まれ気質で苦労性な敷島あやめを心配しつつ、器用にこなす彼女を尊敬している。

経歴

大家族の長男として生まれた。父親は仕事に追われ、母親は家事に忙殺される中、彼は自然と弟妹たちの面倒を見て育つこととなった。家族を支えるため、彼は若いながらも責任感を強く持ち、常に「良き兄」としての振る舞いを心がけてきた。

しかし、11年前に起きたFHのテロ行為に巻き込まれて嘉波と数人の弟妹が感染。そのうち1人がジャーム化してしまい目の前で凍結保存されるのを目撃した。その時の恐怖心と、自分たち家族の中に生まれた決定的な違いが家族や周囲との関係を少しずつ壊していった。家族を守るためには力と立場が必要だと感じた嘉波は、UGNへの加入を決意する。

UGNでの活動は順調だったが、ある任務で仲間を裏切る選択をする。それは暴走者を鎮圧する任務で、上司の出した作戦を行うには時間が足りないと判断した嘉波は戦友と一緒に別行動を取った。
結果的にその判断は任務成功につながったものの、戦友は侵蝕率が戻らなくなり、自決。仲間の一人を犠牲にする形となり、彼の精神を大きく蝕むこととなった。
この出来事を機に、嘉波は「命を軽視した判断」の代償の重さを痛感し、仲間を守り支えることに執着するようになる。戦友の死は彼にとって「自分を支えていた信頼の崩壊」と「命を背負う覚悟」を刻み込む出来事となる。

現在、彼はUGNでの活動を続けながら、自分や弟妹が家族との距離をどう埋めるか模索している。また、高校生の敷島あやめと出会ったことで、彼女の姿にかつての自分を重ね、自分のような過ちを繰り返させないよう陰から支えようと奮闘している。
しかし、自分を犠牲にしてでも誰かを守ろうとする彼の行動は、時にその想いが強すぎて空回りすることもあり、苦悩と葛藤を抱え続けている。

一言のいみ

彼は死に価値という尺度をつけることは嫌いである。
だが、いまの自分は「戦友の死に一定の価値があった」から赦されてこの場にいるのだという自覚もあり、もう二度と自分の目の前で「価値ある死」が起きないようにと願って皮肉で言っている。

レギュレーション

・初期作成+イージーエフェクト用4点
・採用可能〔1+2+上級+LM+EA+PE+IC+UG+RU+HR+RW+CE+BC+CRC+NC+IA+UA〕
・使用サプリ〔1+2+上級+LM+EA+CE+CRC+IA+UA〕
・PC間ロイス 指定なし

戦闘データ

たたかいかた

セットアップで範囲加速・散開させる(ミドルは散開のみ)
フォールンサラマンダーとチェックメイトで火力を伸ばす
自分の手番には固定値過激派アタックをする

セッション履歴