容姿・経歴・その他メモ

緑岡　ヨル　（みどりおか　よる）

咲楽市の咲楽第一中学校に通う中学三年生。普段は中学に通いながら何気ない学校生活を送りつつ、放課後はFHチルドレンとして活動している。
10個歳の離れた姉がおり、二人暮らしをしている。両親は9年前に交通事故で亡くなっている。


■交通事故と覚醒
6歳の時、家族で旅行へ出かけようという計画がたった。ヨルは初めての家族旅行でとても浮かれていた。姉のエルは10個歳が離れており、当時は16歳の高校生。はしゃぐヨルを見て「楽しみだね」と笑いかけてくれた。
幸せな家族の時間は一瞬の出来事で崩れていく。暴走したトラックが対向車線から飛び出し、ヨルとエルの方向に向かって猛スピードで向かってきたのだ。瞬間、目の前が暗転する。気づけば周りは血の海。父と母が姉妹を前にとっさに飛び出し、二人を守る形で動かなくなっていた。
「ママ・・・パパ・・・？お姉ちゃん・・・私・・・？」
立ち尽くすエルを横目に、自分の中で何かが燃え上がるような感覚を覚えた。
ヨルの周りに光の陣が浮かび上がり、木や土や石、周囲にあるあらゆる物質がうごめきだした。

■ヨル自身のこと
基本的に物静かだが、自分の考えは言葉にして伝える性格。暗い奴だと思われがちだったが、クラスメイトや先生たちに囲まれてそれなりにゆるく過ごしている。特にPC①は幼馴染で、姉とも旧知の仲であり、3人でご飯を食べるといったことも。
PC①とは友達になった時からよく遊んでいた。放課後もカフェに行ったり買い物に行ったり、中学生らしいことを一緒にしてくれた。だが、最近出現するようになった「FHもUGNも存在を感知していないジャーム」について独自に調査する時間が増えたため、PC①との放課後の時間は減りつつある。

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