容姿・経歴・その他メモ

隼について

ウロボロス/ハヌマーンのクロスブリード。相棒機であるRBのバイク『魔獣(モンスター)』に搭乗しての戦闘を得意とする。
良くも悪くも平凡な性格で、落ち着きがある。現在、大学一年生。

父、兄、母ともに暴走族の頭(ヘッド)であった経歴を持つという異様な家族構成の中育ちながらも、幸いにもバイクが好きな普通の少年に育った。
16歳の誕生日からこまめに教習所に通い、取れる免許は全て取得。18になってすぐに大型二輪免許も取得した(家族揃ってMT派らしく、隼もそれに漏れなかった)。
なお、『バイクに乗った状態』で『闘争心』が燃え上がった時のみ、荒々しい性格となる。

父：芳蔵　早人（40）　暴走族『ロストパラダイス』二代目代総長　18の夏にめぐみと子供を成し高校中退。現在、街のバイク屋さんを経営している。瞬の暴走族化に関する諸悪の根源。
母：芳蔵　めぐみ（39　旧姓・鬼塚）　レディース暴走族『亞苦如（あくじょ）』初代総長　17の夏に早人と子供を成し高校中退。現在、立派に主婦業を勤め上げている。瞬の前例を省み、隼をまともに育てあげた功労者。
兄：芳蔵　瞬（22）　暴走族『ロストパラダイス』四代目総長　父の血を継ぎ暴走族となるも、無事高校卒業。その後、父のバイク屋を手伝っている。

オーヴァードになった経緯

高校を卒業し、大学までの自由な期間。隼は大型二輪免許を取得した後、愛機に乗ってミニツーリングに出かけていた。
ある日、N市という街にて、無人であるにも関わらず勝手に動く謎のバイクと交通事故を起こし、命を落としてしまう。しかし、事故の衝撃でどこからが飛んできた「祈りの造花」が体に突き刺さり、死の間際で契約を遂げる。その後、気がつけば知らない特攻服を纏って、謎のバイクの上に乗せられ公道を走っていた。
謎のバイクは自らを『魔獣(モンスター)』と名乗り、事情は後で説明するから、今はN市から離れてくれという。困惑する隼だが、そこに何台もの車が突如現れ、隼ごと魔獣を潰そうとしてくる。
その時、隼の『走り屋』としての素質が目覚めた。
隼は車たちから逃げるどころか、魔獣を巧みに操り車を大破･撃退させたのだった。
そうして、魔獣は隼に『乗り手』としての素質を見いだし、正式に主人と認めることとなる。
その後、魔獣の助言によりUGNに助けを求めた隼は保護され、様々なレネゲイドに関する知識を教えられたあとイリーガルとなった。

魔獣(モンスター)、「祈りの造花」について

魔獣とは、FHが研究していた『自立型侵攻二輪』の試作機だった。バイクにEXレネゲイドやレネゲイドビーイングを宿らせることにより、乗り手無しでもUGNに対して攻撃を仕掛けることができる、というコンセプトのもと設計される。
しかし、当の魔獣が感染したEXレネゲイドは「自分が認める者以外に命令されるのは嫌だ」とFHに従うのを拒否し、逃走。その後、隼と出会うこととなる。
自我を持っており、大雑把で我が強く、攻撃的な性格をしている。

「祈りの造花」は、増産予定だった『自立型侵攻二輪』を指揮する者の印として運用される予定であり、そのため魔獣に備え付けられていた。

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