容姿・経歴・その他メモ

「どこまでも追い続けてやる。俺かお前、どちらかが死ぬその時までな」

UGNエージェントとして鍛えられた青年。
かつては爽やかな青年あったが、今は仏頂面で感情の乏しい性格になっている。
年齢より少し年上にみられがち。



【経歴】

元々優しい性格だった彼は事故で両親を失いながらオーヴァードとして覚醒した後、師でもあり第二の親と呼べるUGN支部長に誘われて小さな町のUGN支部にてエージェントとなった。
高い運動神経をしていた彼はエージェントとしての仕事を着実にこなす優秀なエージェントであり、人当たりもよかったため
他のUGNエージェントたちからも好かれていた。

さらには支部長の厚意により学校にも通っており、二人の親友とくだらない雑談をしながら過ごす日常を送っていた。
仲間にも、友人にも恵まれていたその生活は彼にとって守りたかった日常だった。

だがある時彼の師であるUGN支部長が殉職し、さらには他の仲間も「日下部仁」に殺害されてしまう。

立て続けに起きる悲しみを乗り越えるため、治療を終えた。師や仲間の仇を探した。

そして、支部長を殺したFHのメンバーの中に親友の一人がいたことを知る。
その親友に問いただして真実であったことを知り、激高しながらも戦い、そして戦いの末に殺した。

いつか味わうことになる誰かの死。
それを受け入れる覚悟はあったが、一気に失いすぎた彼は何もかも捨てようともした。

それでも彼は壊れなかった。
なぜなら、ここで壊れたら今までの思い出も、仲間たちの優しさもすべて否定する気がしたから。

そうして日常を捨てた彼は支部長を殺したFH達を見つけて潰し、自分に優しく接してくれた仲間たちを殺した「日下部仁」を探した。
さらに皆が守ろうとしてた日常を壊そうとするものを潰した。

そしていくつもの闘争を超えた彼は今回の任務を受けることになる。
唯一死ななかったものとして、唯一殺し損ねた過去を超えるため。

自身を縛る鎖は、もう残さない。

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