容姿・経歴・その他メモ

「ごきげんよう。わたくしに何かご用事？」

UGNのある支部で匿われている少女。オーヴァードだが、正式な職員ではない。
物腰柔らかで上品な振る舞いをする一方、歳相応に素直で無邪気。世間知らずで常識外れな言動を見せることがあるが、それには彼女なりの考えがあるらしい。

一年ほど前、壊滅したFHのアジトの、瓦礫の中から発見された。UGNによる制圧作戦の成果物だったが、奇妙なことに、施設の内部はほとんど無人だった。
エグザイル/バロールのクロスブリード。
“触媒(カタリスト)”と呼ばれる特殊かつ強力な能力を持つが、その代償として下半身が無い。
より厳密に言えば、臍から下が“魔眼”に変異しており、上半身以上はその魔眼が生み出す反重力により浮遊している。
外見上、本来は重要な臓器のあるべき部位も消失しているが、不可解なことに、そのことは基礎代謝には影響を及ぼしていない。
異質な姿は丈の長い衣装を纏うことで隠しており、傍から見るぶんにはただの少女である。ただし、足音はしない。

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