容姿・経歴・その他メモ

「私、まだ生きられるの？この魔法の力があれば……」
「……大丈夫、皆のことはお姉ちゃんが守るから」
『このまま、ずっと時が止まっていればいいのに』
病弱で身体の弱い少女。
先天性の不治の病を患っており、義務教育を終えるまで生きられないと医者からは診断されていた。
寿命が尽きる寸前、魔法使いを名乗る少女に力を与えられた。
その力により、自分の身体の時間そのものを止めることで一時的に一命を取り留めることに成功。魔法が解けない限りは病で倒れることはなくなった。
それ以降は、同じように魔法を与えられたきょうだいと友人達を守るために、それ以上悪くなることは無いが決して健康とは言えない身体に鞭を打って彼らと共に戦うことにした。

心の色　「ブラッドレッド」
黒みが深い赤。血の色そのもの。
白い血の病を持つ彼女にとってはこの色が希望の色である。

モチーフ童話　「赤ずきん」
まだきょうだいがいなかった頃、母親が読み聞かせてくれた絵本。
狼に食べられながらも助け出された赤ずきんが羨ましいと彼女は思っていた。

衣装　「赤魔道士」
赤い衣を持った魔法使い。
時間を操る魔法を使いながらも、手にした剣で仲間を守るオールマイティな役回りである。
ただし攻撃する術は持たない。
他者を傷付ける勇気がない彼女らしいスタイルだ。

変身シークエンス
「Time Alter―Setup」
朱音の背後に古びた時計のイメージ。時刻は23:59、彼女の本来の寿命が尽きる寸前。
時計の針が逆回りに動き出すと共に衣類がファンタジーの魔術師のものに変わる。
最後にフードを外し、紅の帽子を被り、右側に開いた時空の歪みから剣を引き抜き変身完了。
「命を司り、終わりを憂う朱……ブラッドアスター、参ります」
「命を司り、新たな始まりを歩む朱……ブラッドアスター、参ります！」

履歴

・朱音個人は「現実で死亡している」
　現実世界では霊体として、オリジン：ヒューマンのレネゲイドビーイングと化している。
　直也たちには当然見えておらず、誰とも会話出来ない苦しみを漬けこまれてしまった。

ペイン→人ならざるものとして孤独に生きる現実の自分が形になったもの
大城→病気に苦しみながらもなんとか生きていきたい願望が形になったもの

追記
夢の主(唯鈴)だけは霊体の朱音を認識できていた(ただし会話はできなかった)
生前からとても仲の良い友人だった

セッション履歴