その印象とは裏腹に優柔不断な性格。迷った時に黙って考え込む為、周囲からはクールだと思われがち。変なところで思い切りの良さを発揮することがある。
現在N市の高校に通っている。憧れの高校生活をそれなりに楽しんではいるが、いつかこの平穏を失ってしまうのではないかと不安に思い、周囲とは少し距離を取っている。UGNやオーヴァードに関わる人々とのつながりが今の彼女にとっての日常である。
好きな食べ物はピザ。タバスコ多め派。〈体型維持〉があるためカロリーを気にせずに食べられるが、同僚やクラスメイトに「見てて胸焼けする」と言われたことと、愛剣"ハヤブサ"のメンテナンス代による金欠でピザを食べる回数と量は控えている。最近はピザトーストや冷凍ピザで代用している。

高速振動ブレード“ハヤブサ”を用いて戦う。これはハヌマーンの振動で起動する武器であり、同調・起動までに時間がかかる。起動しなければただのなまくらであり、「むやみに人を傷つけることがない」と彼女は気に入っている…が、決断の遅い自分に重なって見えて情けなくもある、そんな憎めない相棒だと思っている。名前の由来はとあるエージェントへの憧れを込めて。
戦闘スタイルはハヌマーンの高速移動を用いた白兵戦闘。瞬時に相手の懐に飛び込み、振動する斬撃を叩き込む。
ハヤブサの振動を極限まで高め、肉体に力をため込み一気に開放する必殺技(自称)があるが、溜めがとても長いのがキズ。

もともとはN市ではなく、東京近郊の別の地域に両親と住んでいた。両親の愛を一身に受け、穏やかに過ごしていた。
12歳の頃にオーヴァードに覚醒する。覚醒の原因は不明で、本人も覚えていない。
覚醒の際には衝動を抑えきれず、目に映るものを手あたり次第破壊した。
深夜の自宅での出来事であり、様子を見に来た両親に大きなケガを負わせてしまう。その後無意識にワーディングを展開し、これを観測したUGNエージェントにより拘束される。自我を取り戻し、自分の引き起こした惨状を目の当たりにした彼女は、UGNの保護育成と記憶処理に二つ返事で頷いた。自分は檻の中にいるべき化け物だと、そう考えた。

保護育成にあたりN市へと引っ越した真。レネゲイドの衝動をコントロールする訓練に励むが、自身の力への怯えから制御できず
「自分は化け物である」という自己否定の認識が強まる。そんな中でUGNチルドレンとの合同訓練があり、これが立科沙紀との出会いだった。沙紀は真にオーヴァードとしての力の使い方を手を取って教えてくれた。化け物の力ではなく、誰かの日常を護る為の力として。彼女との出会いがきっかけとなり、エージェントを目指し始める。
　月日は流れ、互いに訓練を続け、任務にあたるようになった。時には背中を任せる仲間として、時に高めあうライバルとして。ただ、真にとっての沙紀は師匠で、先輩で、姉のようで、かけがえのない存在ということに変わりはなかった。
———真が賢者の石(レネゲイドクリスタル)に目覚めるまでは。

ある事件を追っていた彼女は、自分の中に新たなる力が生まれたのを感じた。それこそが賢者の石(レネゲイドクリスタル)と呼ばれるレネゲイドウィルスの結晶であった。賢者の石が発現したのは彼女の眼で、日常においては観測できない。レネゲイドを行使すると瞳は緋色に染まり、瞳孔が蛇の眼を思わせる形に変化する。これは禁断の果実をもたらす蛇(サタン)か、純粋な全一への回帰をもたらす円環の蛇(ウロボロス)か———彼女はまだ知る由もない。

元ネタというかリスペクトというか、リプレイ・オリジンを読んでから作りました。好物のピザはソウルハッカーズ2をプレイしてたのでぶっ込みました。
名前はファルコン→スマートファルコン(ウマ娘)→同室のエイシンフラッシュ→彌　永真(エイシン)　コードネーム：一閃(フラッシュ)　無理がある上に連想ゲームが過ぎる命名となっております。