容姿・経歴・その他メモ

レギュレーション：基本・上級・IC・EA・LM・HR・RW・BC

白く長い髪に白く濁った瞳をした小柄な少女。
神里市に住む高校生だが、数奇な運命と光の下に出られない病弱な身体の持ち主……だった。

性格は基本的に物静かで理知的。ただ、少々皮肉屋な側面があり、人付き合いはそこまで得意ではない。
数年前から病気を患っており、その瞳は白化しており、光に非常に弱い。
しかし、オーヴァードとして覚醒後は光にも強くなり、病気もほとんど完治してしまった。
ただ、病人時代の癖で日傘を持ち歩く事だけはやめられないでいる。

彼女の特異性は「不幸」と「幸福」の転換にある。彼女自身が不幸になればなるほど、周りの人間は幸運を得るのである。
資産家の両親はそのことに薄々感付いていたせいもあり、彼女の病気を治す事に全力を注がなかった（どちらにしろ金で治る病気ではなかったが）。
そのせいもあり、彼女はどこか自身の不幸・不運に対しては諦観のようなものを抱いている。

能力は『影の展開・干渉・潜航/部分獣化』。サンゴとその生態系を織り成す無数の魚への部分獣化能力を持つ。
また、彼女の影は物質への干渉を可能にしている上、影内部への潜航も可能としている。
欠点は、彼女自身は無から影を生成できない事。必ず、影になる場所・物をなにかしらの形で作らないとならない。


上記は当人協力の検査により発覚した能力だが、一部真相は異なる。
彼女は『繝翫う繧｢繝ｼ繝ｩ繝医ユ繝??』への変化能力者であるが、それを知る必要も理由も無い。
……彼女が誰かの不幸に幸福を感じる人間にさえならなければ。

履歴

※シナリオネタバレ注意
・一番長い11月30日は終わった。
　降り積もる雪は天に帰らない。しかし、積もった過去が失われる事もまたない。
　傘を閉じて、もうすぐ冬になる空を見上げる。

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