ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

御厨 紅真 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

切札(スペキュレーション)御厨 紅真(みくりや こうま)

プレイヤー:みかのすけ

年齢
17
性別
星座
身長
体重
血液型
ワークス
奇術師
カヴァー
高校生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
モルフェウス
ソラリス
HP最大値
23
常備化ポイント
8
財産ポイント
8
行動値
21
戦闘移動
26
全力移動
52

経験点

消費
+126
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 父親もずっとツアーショーで海外だけど。
母親不在
経験 友達ってのは大切にしなきゃな
永劫の別れ
邂逅 テレーズには色々と世話になった。
幼子
覚醒 侵蝕値
償い 18
衝動 侵蝕値
闘争 16
侵蝕率基本値34

能力値

肉体1 感覚10 精神1 社会4
シンドローム1+0 シンドローム2+0 シンドローム0+1 シンドローム1+3
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長 成長5 成長 成長
その他修正 その他修正2 その他修正 その他修正
白兵 射撃4 RC 交渉
回避1 知覚1 意志 調達
運転:二輪 芸術:マジック2 知識:心理2 情報:噂話1
情報:裏社会4

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
賢者の石 判定前に使用。C-2(min2)
御厨昂 好意 食傷 お世話になっている従兄弟
火神陽風 友情 窮屈 命令されたら言うことを聞かなくちゃいけない

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセ:モルフェウス 3 2
C-Lv(min.7)
カスタマイズ 3 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 武器 2
ダイス+LvD
活性の霧 5 セットアッププロセス 単体 至近 3
R間、攻撃+Lvx3 ドッジ-2d
腐食の指先 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 単体 武器 2
命中した場合、シーン間、装甲-Lvx5(min.0)
オーバードーズ 1 メジャーアクション シンドローム 4 100%
組み合わせた全てのエフェクトのレベル+2 Lv/S
フィジカルエンハンス 1 メジャーアクション
リアクション
【肉体】【感覚】 3
EA131。組み合わせた判定のC-1(min.9) Lv/S
剣精の手 1 オートアクション 3
カスタマイズを組み合わせた判定に使用。出目1つを10にする。Lv+1/S
麗しの容貌 1
顔もいいし健康にもなれる。
成分分析 1

コンボ

通常

組み合わせ
《カスタマイズ》《コンセ:モルフェウス》
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
4
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
10+3
7
4
15+15
100%以上
10+4
7
4
15+18

Speculation

組み合わせ
《カスタマイズ》《コンセ:モルフェウス》《腐食の指先》《オーバードーズ》[D:賢者の石]
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
10+1d
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%~
10+6
2
4
15+18

命中でシーン間、装甲-20(min.0)

Stand on the Edge

組み合わせ
《カスタマイズ》《コンセ:モルフェウス》《腐食の指先》《オーバードーズ》《フィジカルエンハンス》[タイタス1つ]
タイミング
技能
射撃
難易度
対象
単体
射程
侵蝕値
13
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%~
10+6
2
4
15+18

命中でシーン間、装甲-20(min.0)/タイタス1つ消費

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
アンダーテイカー 35 15 20 IA59
前科者 10 IA144。感覚+2。社会の判定-1

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
50 12 149 45 0 256 0/256
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

UGNイリーガル。
なんか賢者の石に目覚めちゃった系男子。
おちゃらけてて遊び好き。遊びたいからという理由でエージェントにならずイリーガルであり続けている。

父親の影響でマジックが得意で、大道芸で小遣い稼ぎをするときもある。
海外公演で家をあけがちな父親に代わり、成人した従兄弟が面倒を見てくれている。

ギャンブル好きが悪癖。

好物
マジック、ギャンブル、友達、酒、楽しいこと
苦手
アブストラクトゲーム
趣味
カジノツアー
特技
カードスローイング
詳細

初めてできた友達がすでに死んでいる。
最後に紅真と話してから、公園の大木で首をくくったらしい。
そのことを紅真は多く語らないが負目に感じている。
オーヴァードとしての力に気づいたのはそのあとから。

武器はUGNが開発した投擲武器。
普段はチップの形に偽装しており、レネゲイドで鋭利なカードに姿を変える。この変形の出来次第でカードのナンバーが変わる。うまくいかなければ2、そこから火力を増すごとに数字が増えていきAが最高。
コードネームの由来は、ここぞという場面で♤Aを引くから。


戦闘用の描写メモ




昔の話

 通夜からの帰り、紅真はずっと直人の最後の言葉を思い返していた。
 北条直人は、ごく普通の中学生で、紅真のクラスメイトだった。温厚な性格で、悪く言えば目立たない生徒だ。両親のような医者になることが将来の夢で、なるほどと思えるほど勉強もできた。それでも満足せず、休み時間や放課後はいつも参考書を開いて勉強をしていた。友達付き合い、という言葉は直人にはなく、友達と呼べる相手も紅真以外にはいなかった。
 少なくともこれが、紅真の知りうる北条直人のすべてである。もっとも直人に友達がいたのを知ったのは、通夜で母親から聞かされたからである。
 公園で直人の遺体が見つかったのは暑くなってきた八月の朝だ。ランニング途中の男性が発見し、警察に通報。家族を経て紅真のもとへ訃報が届いたのは、その日の夕方のことだった。いつも通りに勉強をしていた直人は、家族が眠りについたあと、近くの公園にまででかけ、そこで人に電話をかけたあと首をくくったらしい。足元に落ちていたスマホから、最後に電話をかけた相手が紅真だとわかった。

 なにか出来たことはなかったのか、とは紅真は思わない。
 あの夜、直人は進路を変えたい紅真に話した。医者になりたいわけじゃない。周囲が、両親が期待しているから自分もそう言っているだけ。自分は、本当は紅真と同じ高校に進学したい。友達と高校生活を送りたいってのは、そんなにおかしいことなのかと、直人は紅真に打ち明けた。
「逃げているだけだ」
 紅真ははっきりと言った。
 医者になりたいという直人の願いは本物だった。両親のことを嬉しそうに語る直人の憧憬が、行きたいと希望していた進路先のことを調べていた熱心さが、模試へと向けてずっと、誰よりも勉強してきた事実が、直人の話をずっと聞いてきた紅魔は知っていた。そして電話をかけてきたその日、模試の結果が発表されることも紅真は覚えていた。おそらく、結果が惨憺としていたのだろう。それでも、直人が医者を諦めたいと思っていると紅真にはどうしても思えなかった。
 紅真の言葉に直人は声を荒らげて怒った。苦しんでいる自分を助けるのは友達の役目だと叫ぶ直人は、半狂乱だった。
「友達だと思ってたのに」
 そうして、直人は電話を切った。

 自分の人生は自分で決める。そこに分け入ってくるやつは、友達とは呼ばない。直人が死んだいまでも、紅真はそう思う。直人が本当に医者になりたかったのかなんて、本人でさえわからなかったはずだ。ましてや、優しい言葉をかければ直人は自殺しなかった、だなんてのは神のみぞ知ることだ。
 ただあの夜、直人はたしかに苦しんでいたのは事実で、紅真の言葉が直人の命綱を断ったことはたしかだった。差し伸べてきた救いを求める手を、紅真はにべもなく振り払ったのだ。
 次の冬、紅真は進路希望の高校に合格した。
 その折で直人の両親が直人の墓の場所を教えてくれた。勉強の邪魔にならないようにと、気を遣ってくれたのだろう。
 墓に供えるものは、考えた挙げ句、なにも持っていかなかった。恨む相手からもらったものなど、直人にとっても邪魔なだけだろう。
 御影石の前でしゃがみ込む。手を合わせることはしなかった。直人に謝るわけでも、冥福を祈るわけでもない。そんなことをしても意味はないし、それならここに来る意味もなかったはずだった。
 ただ何かを見つけるたくてここに来た。自分にいま出来ることは何かを。
 だが、そんな曖昧な何かが見つかるわけもなかった。

 しばらくして、紅真は立ち上がる。
 ポケットから、トランプのケースを落とした。
 マジックを覚えたころからずっと使っていたトランプ。直人に話しかけたのも、このトランプでマジックの練習をしているところを見られたからだ。目を丸くしてすごいと口にした直人の反応が面白くて、それからずっとマジックの練習に付き合ってもらった。直人が死んでからは、受験勉強もあって、持っているだけですっかり触らなくなっていた。
 腰を落とし、拾い上げる。中を確かめると、どのカードも角がすれ、あるいは曲がり癖がつき、すっかりボロボロになっていた。
 いい加減、買い替えないといけない。
 そう思ったら、胸の奥で何かがざわめいた。
 刹那、手中にあったはずのトランプがさらさらと砂となって指の間からこぼれた。落ちていく、風に連れ去られ、なびいていく。
 唖然と、風の向かう先へと目を向けた。
 砂となった友との思い出が、真っ白な菊の花びらとなって雪のように風に吹かれていった。
 思わず、笑みがこぼれた。
 自分はいつの間にか、とんでもないマジックを直人に教わっていたらしい。
 直人が死ぬ間際、何を思っていたのかはわからない。紅真に裏切られ、失望し、憎悪したかもしれないし、そんなのは思い上がりなのかもしれない。
 死んだ人間のことなんて、いつまでも分からない。
 それでも、直人との時間が楽しかったことには変わりなかった。直人との時間が遺していったものがここにあった。忘れてしまっていた自分の好きなものがここにあった。自分の生きる道がそこにあった。
 風に吹かれる菊の花を見上げ、紅真は家路についた。

履歴

・成長予定
アクアウィターエ
剣精の手

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 4
1 第一話「Life On Edge」 23 Msinさん 書記さんもちさんのんこさんよめいちさん
2 幕間「鋼鉄の棺」 25 オレ Msinさん書記さんもちさんのんこさんよめいちさん
3 第二話「Last Day Rhapsody」 24 Msinさん 書記さんもちさんのんこさんよめいちさん
4 幕間「B-side」 25 オレ Msinさん書記さんもちさんのんこさんよめいちさん
5 幕間「破滅のゲーム」 25 オレ

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