筋肉はあるのでがっしりはしているが着痩せするタイプなので見た目には分からない元刑事の男。身長が悲しい程に伸びなかったが代わりに運動神経などが元から良かったので学生時代から柔道をやっていて、今でも運動がてら道場に通っている。ついでに家族内では父に次ぐチビ。親族の集まりで高校生で既にデカい従弟に見おろされてショックを受けていた。
あんまり表情が動かないのでとっつきにくいと思われているが、ちゃんと人に気を遣ったりできるので話してみると案外そうでもないらしい。ついでに因子を埋め込まれた物は夜来香(イエライシャン)と月下香(チューベローズ)が絡んでいることが多い。後、コードネームの通り壽祁からは昼は夜来香、夜は月下香の匂いがふんわり漂っている。風月の読み方は『ふげつ』である。
ただ品種改良してると寝食を忘れ没頭して倒れたり、好奇心(研究者じみた探究心か？)に任せて行動したりでその結果痛い目を見ることも。特に植物関係に関してはその傾向にあるのでストッパーが必要…かもしれない。なお、鍛えてはいるのだがどうにもシンドロームの方は別方向だった為、そちらを伸ばす方向にしたらしい。

とある植物好きの集まる同好会に所属していたが、ある人物が持ってきた植物の種の品種改良に偶然成功。それを何気なくお礼として渡したら刑事時代の元上司に渡り、その植物を気に入ったらしい元上司がそれを使い殺人を起こした。
殺されたのは同僚であり、元上司を追っていたチームリーダーの大事な人。自分達にとっても大事な友人であった事と自らの品種改良した植物が使われた為耐えきれず暴走を起こし、一時騒然となるが極秘で同行していた藤崎弦一に喝を入れられ周囲に被害を出しつつも正気に戻り、何とか元上司を押さえる。
しかし自分のせいで被害が出た&同僚を失った様なものなので、多くの人の幸せを壊した自分は幸せになる権利はないとそれ以降あまり人と深く関わることをしなくなった。事件後は死んだ同僚に関する悪夢を見始め、それから逃れる為にワンナイトラブの相手(女性限定)を見付けて人肌を感じて眠り、相性が良ければお互いセフレになるということをしていた。
たまに月光浴をしている姿や植物に話しかけている姿が目撃される。恐らく精神的にまだ立ち直り切ってない部分があるのかと思われるが…？ついでにこの時、昼であっても月下香の匂いがすることや、肩から4枚の白い花弁の上に存在する小さな少女もしくは女性が生えていることも報告されている。
歌川さんとは実は隣人。例の事件があってから始めた店ごと住居を移し引っ越し、その引っ越し先で知り合った。何かと構ってくるので最初は陽キャで苦手な人物だと思っていたが、いつの間にかその人間性に惹かれて惚れていた。