容姿・経歴・その他メモ

春日一族として生まれた。
しかし生まれつき虚弱で戦闘に不向きな上、特別サポートに向いているわけでもなく、プランナーのプラン完遂に役に立たないとして失敗作の烙印を押された。
エフェクトもほとんど発現せず、肉盾としてFHの任務に連れ出され続ける幼少期を送るが春日一族の血のおかげかいつもギリギリのところで生還することができた。
ある日、遺産の実験体にされるが偶然にも"雷神の槌"に適合する。とはいえ射撃攻撃の才能は欠片ほどもなく、身を削るだけの結果となった。

そのまま実験体としていじくりまわされてるある日、UGN遺産管理特殊部隊"ナイトフォール"に研究所を襲撃され他の実験体と共に救出される。
FHの名門一族である春日一族の血筋ということがわかって扱いに困った結果、ナイトフォール直属の上司である『テレーズ・ブルム』預かりとなった。

生きる意味を見出せずに自殺を繰り返そうとする智恵を見かねたテレーズ・ブルムが「あなたの力な必要なの。私の力になってくれるかしら？」と声をかける。
今まで必要とされることがなかった智恵はその言葉が自分を生かすために吐いた言葉ということを理解しつつも自らの命を彼女にささげることを決意する。

テレーズ・ブルムの力になると決意したものの非才の失敗作にできることは昔からただ一つ、肉盾となること。
どこまで損傷すれば行動不能になるかどこまで再生すれば死なないかは昔からの経験で理解していたためそこを更に精錬させた。
腕がもがれようと、腹に穴が開こうと、死なずに動ければ守ることができる。時間さえ稼ぐことができればテレーズ・ブルムの頼もしい護衛が敵を倒してくれるはずだ。

こうして、壊れ切った不壊の盾は完成した。
この身の全ては敬愛する主のために。

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