容姿・経歴・その他メモ

「わたしは"緑翠君"。…長いから"翠(すい)"でいい。よろしく…ね？」
「わたしがいく先ではいつも"雨"がよくふる。水神としての"せいしつ"？らしいの。」
「ここはわたしの"領域(テリトリー)"。好きにはさせないつもりだから"かくご"はして。」


FHエージェント"祝福(ブレス)"によって密かに持ち出された神宿る"石"が覚醒した存在。
"水"を司るという神性からFHの研究チームによって、完璧なキラーマシーンとなるように再デザインを施された。

元々備わっていた強力な"神秘"と戦闘方面へとレネゲイドを特化させた研究の成果により、
本来の想定以上の破壊力を有した文字通りの"怪物"が出来上がるに至った。

早速、対UGN戦線へと実践投入される手筈となっていたが、
その矢先にUGNの特殊部隊によって所属していたセルが奇襲された後に破棄され、
彼女自身もその混乱の最中にUGNによって確保されることとなった。

UGN保護下においては始め、感情のようなものも特になく、
本当の意味でただ相手を殺す為だけの生態兵器のようなものでしかなかったが、
徐々にではあるが同支部の面々による献身的な教育やコミュニケーションによって人間味(?)を取り戻しつつある。

とはいえ、まだまだ世の中の事に関しては無知同然であり、
しばしば所属する支部のUGN職員等をぎょっとさせるような行動も多く見られている。

保護してから間もなくの間はしつこく生みの親でもあり育ての親でもある
"祝福(ブレス)"からの奪還を目的とした強襲を幾度となく受けるに至っていたが、
その度に彼女の護衛についているUGNエージェント等によって寸での所で退けていた。

また、強力な"ウロボロス"シンドロームの覚醒者であるがゆえに"ゼノス"からもその命を狙われ始めている。
"プランナー"都築京香の命を受けた"戦いの女神"坂月那岐(並びに坂月に協力するRB"ミネルヴァ")による襲撃も
何度か経験しており、その為か"坂月那岐"に対する恐怖という名の苦手意識が生まれているようだ。

FH時代に比べればはるかに"自由"な時間を手に入れる事はできてはいるが、
その強力無比な"レネゲイドの力"と"祝福(ブレス)"や"ゼノス"による度重なる襲撃の懸念もあり、
実際のところはどこに行くにしても"護衛"兼"監視"という名目でもって誰かしらの"お目付け役"が付いて回ることとなり、
結局のところ、本当の意味での"自由"な暮らしは手に出来ずにいる。

しかし、それでも彼女はその制限された"自由"を彼女なりに楽しんで(?)はいるようである。


最近は担当のUGN研究員から"好きなこと"を見つけてみてはどうかと言われ、
"好きなこと"を探すことに熱心であり、同時に悩んでいる。


容姿はとても幼く小学生高学年くらいに見える。

頭部からは一対の角が生えており、竜の意匠の様に感じられる。

非常に丈の短い"旗袍(チ―パオ)"を着用しており、色々とキワドイ。見た目も相まってとてもアブナイ。
UGNから制服は支給されてはいるようだが袖を通された試しは今のところないようだ。

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■一人称：わたし　■二人称：あなた/(人間に対して)じょーみょーのもの/(呼び捨て)
■口調：～の/～かな/～だね　淡々と子供っぽく話す
■好きなもの：わからない…これから探す。
■苦手なもの：強い日差し






―――――以下ネタバレ――――――





◆"SCARLET"後

自身の生みの親でもあり主人(マスター)でもある"祝福(ブレス)"こと"境幸一(さかい⁻こういち)"と
共にFHからUGNのN市支部へと正式に編入。
彼から「研究を進める内に翠のことを兵器としてではなく、ひとりの人としての情が生まれた」という
言葉を受け、大事にして貰っていたという事実を改めて確かめ、彼に対する"大好き"を大事に抱きしめながら
今日もN市支部で活躍をしているようだ。

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