容姿・経歴・その他メモ

生まれながらにして視力がないが、有人が成長するまで両親はそのことに気づくことはなかった。
有人はその驚異的な聴力により周囲の音の反射で空間を把握していたため、視力が必要なかった。それは進化の怠慢なのか、それとも元から必要なかったは神のみぞ知る。

視力を持たないが、特に生活に支障はなくごくごく平凡に暮らしてきた。両親からも普通に愛され、普通に育ってきた。
周りの人たちには隠してきたが、能力の制御は幼少期の頃から自分なりに訓練してきた。
3年前の10月31日に東京全域で能力者主義を掲げる新興宗教団体「神の祝福を開放する会」による無差別殺人テロ「失われたハロウィン」があった。その時に能力を使い自分を守るために応戦した。小さいころから能力を抑えていたため、この時に初めて能力を全力で使い戦闘をした。その時にはっきりと笑みを浮かべていたことを彼は覚えている。顔の傷はその時の怪我。有人の尽力によって彼の住んでいた一帯は最小限の被害で止まったが父親は不幸にも事故に巻き込まれ亡くなってしまう。父の死と自分の好戦的な一面を知ってしまったことで、塞ぎこんでしまい、2年間ニートになってしまう。
時は流れ、UGNの災害対策支部が「失われたハロウィン」のついて調べるとある一帯だけ被害が少ないことに気づき、さらに情報を精査することで有人の存在を認識する。そして有人をUGNに招聘する。
「そんなにすごい力があるのだから世のために使いなさい」と無理やり母にUGNに連れて行かされてしまう。UGNエージェントになったことを機に高校へも行くようになり、事実的な社会復帰をした。

能力は主に音と振動によるもの。相手の体に直接振動を叩き込んだり、自身の周囲の空気を高速振動させることで破壊力を生み出したり気配を消したりと応用がききやすい。戦闘においては圧倒的なスピードによって先手必勝でことを澄ますことが多いため、相手は何をされたのかわからないまま倒れることが多い。実態をつかむことができない有人に付けられたコードネームは≪無音の刺客:アンノウン≫。

性格はものぐさで楽観的。実に男子高校生らしい。任務になると好戦的になる。
趣味はアニメとゲーム。引きこもっていたらハマるのも当然だろう。好きなジャンルはオネショタ。本当はショタに主導権を握らせるのが好きだが、誰からも共感を得られたことがない。
普段は聞こえすぎる耳を制限させるために耳栓をつけて生活している。
キシリトールガムが好きでお徳用のモノを持ち歩いてはよくジャラジャラ鳴らしている。本人によると気持ちのいい音がするらしい。

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