容姿・経歴・その他メモ

「MM地区UGN支部長、"掌中領域(ポルターガイスト)"の玲碇承ですっ。そっちのイリーガル君、そんな緊張しないでいいからね？」
「知ってる？　MM地区都市伝説の『人助けのレティ』さん。物が取れない時に『助けてレティさん』って言ったら、ラップ音と共に現れた女性が取れなかったはずの物を手渡ししてくれるってやつ。あれね、昔の私。今？　今はやってないわよ～」
「皆、今回もよろしく。いつも通り、危なかったら逃げる、一人で動かない。後は──『助け』を呼びなさい。来てあげるわ」


神奈川近郊、MM地区のUGN支部長を取り持つお姉さん。ブリードはハヌマーン×ノイマン×オルクスのトライで、戦闘スタイルは特殊な領域移動によって相手を翻弄し、ナイフと短刀の二刀流での近接白兵戦闘を得意とする。

性格は基本明るく、誰にでも気さくに話しかけたりするタイプ。UGNではフランクに接することが多く、それが第一印象になることも多い。人のことをよく見ている気遣いタイプ。
チルドレンからエージェント、そして支部長へと上がった純粋なUGNエージェントだが、その割には厳しさやかっちりした所を見せるのは少な目。もちろん任務中などはエージェントとしての側面を見せることもあるが、基本的にはフラフラと周りを和ませる言動や行動が目立つ。

MM地区UGN支部の規模としてはオーヴァードはおおよそ25～30人ほど。裏方の人数として80人ほどのため全体で130人ほどの規模でUGN支部としては上の方。アパレルブランドの会社としても動いていて、MM地区を中心に活動している新進気鋭のブランドとして動いている。

普段の活動は、MM地区で活動しているFHの調査・覚醒するオーヴァードの保護・ジャームの対処・他の地区との連携だったりとMM地区を中心にしつつ、チルドレン候補生・エージェント達の働きを手厚くサポートする事も行っている。

これには玲碇の支部長としての理念として『最重要にすべきは街の安全』『その次に、部下の安全と意志（戦う理由）』『自分の役割は、責任を背負いながら彼ら彼女らを育て上げる事』という3か条が反映されている故の方針。
本人の談として「オーヴァードは、多かれ少なかれ混乱が多い人生を送るんだからそれを『手助け』したいの」「戦う理由も、逃げる意志も、迷う苦しみも。そういうのを尊重するのが、結局大事なんじゃない？」とのこと。

MM地区の一つの都市伝説『人助けのレティさん』は彼女の事。高校生時代のレティさんの活動で、内容としては「『助けてレティさん』と言ってみると、どこからともなく表れて高い所のものを取ってくれる』」という噂が広まっていた時期がある。
という所からMM地区は隅から隅まで知っており、能力でどこにいても最長2～3分で飛んでこれる。

好物はお菓子全般で、特に甘いチョコが大の好み。というか全体に甘党（普段から脳を酷使しているため、糖分を過剰に求めるようになった）
苦手なのは苦いもの。コーヒーが飲めない。カフェオレも無理。


能力：掌中領域"ポルターガイスト"
鳴らした音の反響を起点にし、物質と物質を入れ替える能力。具体的には『領域内・領域に触れた物質を領域内・領域外にほぼタイムラグ無しで移動させる』能力を細く一本の線にし、自分が発した音の反響地点に即座に領域の『線』を伸ばして入れ替えている。ノイマンによる脳回路の改造・長い経験と訓練を繰り返した結果、おおよそ半径100mを音速ほどのタイムラグで物質入れ替えが可能となった。
入れ替える物質のベクトル・方向は自由。たとえば投げたナイフを真後ろに飛ばしたりなど。

発現時は「自分の半径２mの範囲に領域を広げるだけ」「伸ばすのは自分を起点にして、目視できる部分にのみ」「肉体的な戦闘サポートがない」と、強いと言い切れるほどの能力ではなかった。
掌中領域はそれを『極致』と言われるところまで磨き上げた故の能力であり、それは『戦闘中にエコーロケーションを行って空間把握』『自分のレネゲイド因子を音速に迫る速さで操る精密＆超速のＲＣ』『動き自体はノイマンによる肉体運動のサポートのみ』などから見て取れる。

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