容姿・経歴・その他メモ

中年のくたびれたおっさん。本人もそう自負している。
ほんの少しだけ整えられたヒゲと肩まで伸びた髪、スウェットにサンダルといった明らかに現場で働くヒーローとはかけ離れた姿で出動する。本人曰く、「いつでも出られるようにしてるだけだよ。わざわざ着替えていたら敵さんに時間を与えるだけになっちゃうからね。それに動きやすくていいと思わない？」とのことだった。

基本的にネカフェに寝泊まりしており、用事がなければ外に出ることもない。ネカフェのある建物の周囲に被害が出そうな時は、重い腰をあげて出動する。
ネカフェの常連とは顔見知り以上の関係で、時たま情報収集等に協力してもらったりしている。（定住者による定期的な会合があるとかないとか……）

春日恭二とはネカフェの前で起きた事件を機にたまたま知り合った。一文字違いの名前に生年月日まで一緒ときたものだ。酒を交わしすっかり意気投合した彼らは、夜の繁華街へと繰り出して行くであった。

履歴

僕の一家は違法な化学とレネゲイドの融合実験に巻き込まれたんだ。妻も子もその際に亡くなった。私だけがオーヴァードとなり生き延びた。
いやいや、そんな顔しないでおくれよ。こんな世界だ。どこにでもあるような悲劇さ。

その後摘発され、ヒーローたちによる救助の末僕は多額の慰謝料をもらうことになったけど、思い出がいっぱい詰まったあの家にはなかなか帰れなくてね。今はこうしてここに住んでるみたいなものさ。みんななんだかんだ仲良くしてくれるし、気がまぎれるんだ。
とりあえず今はネカフェで生活しつつ、手の届く範囲の世界を守ることにしてるよ。

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