容姿・経歴・その他メモ

履歴

中層家庭の特に当たり障りのない家庭で生まれ育った男。なんかの名家でもなく、裏社会にかかわりがあったわけでもなく、怪しい実験をしていたわけでもない。そんな安定した家庭で育てられた。昔は剣道において神童と言われており、両親にも褒められ周りにも注目を浴びていた、そんな中、自身もまた自身を「天才」と疑わず、影ではそれにおごることなく努力をしていた。そしてそれを周りには決して見せなかった、所謂「俺、努力してませんけど？」って素知らぬ顔で裏ではすっごく努力したり、勉強したりしているタイプ。その典型例。…まぁ、井の中の蛙だったわけだが。

人並みに正義感があり、なおかつ誰かを守れるヒーローにあこがれていた彼はその後、自衛隊になる道を選び……自信が砕ける経験を得た。自衛隊としての巡回中に、オーヴァードの事件に巻き込まれ、自信満々だった自分は一切動けなかった、なまじレネゲイドウィルスへの適性があったためか、意識が飛びきらずに、恐怖を味わうことになるが、その場で出会ったんだ「｜凡人《にせもの》」の自分ではない「｜本物の天才《アイザック》」に、動けない自分と違って尊大だった、仮に同じ立場だったら同じように動けたか？いってることもやってることも滅茶苦茶に見えるが、最短コースで選び取る正解への道は何より刺激的で、屈辱だった。

そして現在に至る。幸か不幸かその時に味わった心からの渇望により覚醒し、自ら志願しUGNイリーガルとしてUGNに協力する立場となった。ことあるごとにアイザックに突っかかっては、「｜何かしらの勝負を挑む《真面目な顔で馬鹿をやる》」そんなことを繰り返している。現在絶賛連敗記録を更新中、諦めろ？うるせぇ！負けっぱなしでいられるかよ──────いつか絶対勝ってやるからな。

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